光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

いきはよいよい、帰りはどうか

2008-06-17 18:53:49 | 散策
  どっかへゆくとなると、どっちにしろ帰って来ないといけないものだが、どうもいきも、帰りもあまりにパッとしなくて、再びどっちに転んでもどうしようもないか、考えは堂々巡りをする。

  それで、やっぱり歩くほうもやらないといけない。なんでか知らないが、いい天気で、北風が強く、快晴で特に雨で洗濯しなくても空気はきれいになるということもわかるようなお天気だ。北風が強く、これだと、風の効果が強いからもう一枚着ていても、さほど暑くはないだろう。その通りの結果となる。
  ここのアジサイは、白いといっても緑が薄く入るし、そのうちまた薄い青も入るようで、赤味がかることはまずないようだ。しかししばらくすると、真っ白といって間違いないそうゆうアジサイに出会う。不思議であるが、色素が合成されていないとしか考えられない。さらに、葉緑素もその辺りでは出来ないらしく、珍しい。
  しばらくゆくと、今度は赤目のアジサイがあって、こんなことを順に書いてゆくと、切りがないようであるが、しかしそれ以上にこの先に色を見てどうのというものはなっかったりする。多分、10分くらいの間、歩いていても気になるアジサイはない。この先にはもう少しすると、キカラスウリの咲くというか、生えている場所があって、小さな世界ではあるが、見る目的を増やせばなかなかそう早くは歩けないものだが、ここは北風が吹いていて今までの少したまった熱というものを放出するところでもあって、ここはかなり早めに歩く。でも今日は北風が強く、ゆっくりでも体は涼しい。汗をかいた感じは、最初に書いておくと最後までしなかったのである。

  青空に、ツバメが高く舞う。ツバメも、気温がほどほど高くまた快晴であると、空を高くまで舞い上がってそのままその辺りで空中散歩を楽しんでいるようで、これをタンマに眺めるのも、自分の小ささを感じるのによい。まさか、あんなに高くまで舞い上がって、餌を探すこともないだろう。
  カメの汚れというか、撮像素子の汚れを見るために、露光時間を変えてちょっと白目の青空を、連続して撮っていると、そこにはただの空気だけしかないはずだが、黒い点が写ったりする。さらに、0.1秒くらいの長い露光だと黒い筋が写るが、この点とか筋は、大体が小鳥のそれで今はツバメが多いはず。他にムクドリもいる。高いところにいるのはこの2種くらいか。それで、きれいなはずの、薄い白い青空しか写らない、そのはずなのに、ファイルにぽつんと、あるいはサーッと黒いものがあると、かなりドキッとするが、すぐにこれは鳥だ、ということがわかる。そうゆう意味でも、たまにツバメの散歩を見るのもいいものである。

  しばらくいくと、田んぼがある。そこに、ときどき、サギのような大型の鳥、カモ(鴨)のような鳥も見たりする。サギのような大型のものは、まったくないことはなく、たまにあるが、カモとなるとこれもあまり見かけた経験はない。餌をついばんでいるのだろうがそんなものは、今ごろの田んぼには滅多にいない。といっても、オタマジャクシは少し入る。しかし、鳥のお腹をいっぱいにする、それだけの小動物はいない。いないから、この辺りにまで来るのだろうと思うが、これも、特にカモが来るのが、珍現象である。

  まだ途中だが、しかしこの先に白いバラがあって、それを久しぶりに見てみた。何度か気が付いたが、そこまでにいったのは、というか白いバラのそばというのも、あまりない。断定は出来ないが、あまりない。そのバラの様子も、雨が足らなくて、強い日差しに耐えられなくて、そうゆう感じの花が咲いていた。




  ほどほどにいいものを真ん中に持ってきて、それにしても風が強く、それが止まるタイミングがわからない。




  白続きで、白い装飾花を持つしかしそのうち、中の花も咲いて普通のアジサイになる花。かなり強い光だが、花は大丈夫のようだ。こうなると、もともとの色はどの程度白いのかわからない。
  
  妙な花でもないのだろうが、全体的に白い、そうゆうものがあって、




  園芸店からやって来た感じの花がある。最初は、ホントに白い。




  中は、黄色いそうゆう花が咲く。
  ホッキョクグマという動物がいるが、この白い色は、ホッキョクグマの縫いぐるみを想像させる力がある。

セセリチョウ、カメムシ。

2008-06-17 16:23:38 | 虫、その他
  今日もほぼ快晴で、北風が強い。
  梅雨はまだまだで、しかしそのうち雨も降る予定にはなっている。

  虫もあまり見かけない。
  一番少ないと思うのはチョウ。
  小さなチョウは見かける、モンシロチョウも見る。
  でも飛んでいるからなー。

  セセリチョウが、風に揺れるアジサイの葉に止まっている。




  一応というと、怒られそうだが、チョウである。
  風に飛ばされないよう、必死で葉にしがみ付いている。




  ヒメジョオンの白い花の上に、この虫。顔からいうと、カメムシのよう。
  昆虫のページを参照して、ヘリカメムシの仲間が一番近いように
  思えるが、これだけでは、わかりにくい。




  翅がおかしい、ホタルガは一日たって、また同じ場所にいた。
  多分、飛ぶことも出来ず、ダメではないか。 

ホタルガのその後

2008-06-17 06:53:33 | 散策
  朝のお天気、晴れ。日が高くなると、雲の量も多くなる感じ。風は少しあって、このゆるい風にアジサイの花が、同期して揺れている。この風もまた段々と強くなる。アメダスの6時の気温、16.6℃。気圧は1018.0hPa。室温20℃。
  
  きょうも晴れで嬉しい、ようなしかしやはりお湿りも欲しいような複雑な気持ちで。やはり雨は欲しい。これで、野菜、くだものの出来具合に影響が出るとそれこそ大変である。田んぼには、水は潤沢に流れ込むようで、しかし今は皮肉でもないが、中干しということをやる時期のようである。一時であるが、水をかなり抜いて、ということのようである。どっちにしろ、また水は入る。
  きのうまだ、その中干しをやっていない田んぼで、オタマジャクシを何匹か見た。まだ、大人になるまで少し時間がかかる。このオタマが大人になるまで、それまで水を入れておいて、ということでもなさそうで、この生き物の命も、偶然に左右される。
  
  朝で、いつものようにアジサイとかを見る。普通のアジサイの花が大きくなる。このアジサイも、最初はガクアジサイのように、装飾花のようなものが回りに、先に出て大きくなるものがあるが、そのうち、中のものも大きくなって、ごく普通のアジサイになるようだ。ちょっとした、遺伝子のいたずらかも知れない。普通のアジサイの、花、というのはこれがガクで、その中に小さな花があるようだが、これも詳しくは忘れてしまった。そのうちに、見る機会はある。ここのアジサイの色はほぼ白く、薄緑が入る。これ、葉緑素の色だろうか。
  
  ドクダミの花が朝日に輝く。その葉っぱの上にきのうの、翅の様子がおかしいホタルガはいた。変化はなく、これでは飛ぶことも出来ない。いやなものも見た感じだが、これは何かの鏡だと考えると、いやだけでは済まないことがわかる。
  胴体の色は、きのうは明るめの青であった。今日見るとそれがほぼ黒く、しかし正確ではない。黒く感じられた、というべきか。このまま、このドクダミの上での生活となるのだろう。暑いと、葉っぱの裏にでもいるのだろう。

  都会の花園というと、公園とかご家庭の庭ということになりそうであるが、そこに生まれる虫のほうが、多そうである。庭の木に、チョウの卵があって、それがサナギになって羽化する。チョウも、それから他の虫も、どんどんその住居を都会に変えているのかなー。