光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

本格的な雨模様

2008-06-05 19:00:19 | 散策
  本格的な雨になって、これで少し落ち着いてものごとも考えられる。そう思いたくなるような、お天気でこれはあまり期待してなかった。まー、どっちでもいいのだけれど、晴れたら晴れで、雨なら雨で、そのときの対応というものがある。今日は、もう少し晴れてくれたら、と思っていた。なぜかというと、これは少し自分の疲れみたいのが、ここで取れるかどうかという瀬戸際にあるような気がしていて、しかしこれも考えようによっては、いいのかも知れない。
  5月はあまりいいお天気ではなかった。どうも、体調も5月は、あまりよくなかった、散々だったともいえるかも知れない。何かに慣れたら今度はその反対の方にものごとは動いてゆく。これでは、ただただ、揺り動かされているだけで、どうにもならない。何とか、そのわけのわからない5月を乗り越えて、これは少し大仰な表現だが、6月になって、今度は雨のお天気が多くなってきて、早、梅雨入りかと思う感じである。

  街を歩いていて、大きなケヤキのその緑が実に濃く、しかもその通りというのも、その通りに固有のもの、あるいは、ケヤキ通りといってもいいくらいの通りで、それ以外のところは、残念ながらほとんど街路樹の役割を果すものはなかった。点というものがあって、それから、直線というものがあるようだが、どうも点的に、木々はあって、どうしてもそれは一直線にはならないようだ。まだまだ若い、背の低い街路樹が、10mおきくらいにある。それ以外は、特に何もない。先ほどのケヤキ通りと大違いである。その中に、これは何か神社仏閣かも知れないが大きなケヤキがあるところがあって、ここはやけにこんもり暗くなって、これは昔からあるようだ。それ以外は、新しい通りを作るのに、いろいろな工事が行なわれたのであろう。何も「いにしえ」を偲ぶものはないようである。
  この道を人が歩くことはあまり考えられないが、これくらいの雨が降るとかなり大変な目に会うような気がした。どうも、それがきのうであって、今日でなかったことを喜んでいいのか、運がよかったと思っていていいのか、ふと思う。梅雨の雨は、土のまだまだあるところでは、これは、地面に雨水は吸い込まれてゆく。また、水が表面に集まってもその横の用水に流れてゆく。その量はあまりに多くはない。
  これが、ほとんど土のないといっていい、街の中だと、この雨の降りかたによって、ちょっとした、洪水状態は簡単に予測される。このところの雨の降りかたは極端である。降るなら、土砂降り、降らないならどう祈願しても降らない。なんとも、極まった状態であって、これも新しい時間の特徴の一つかも知れない。

  雨に読書とはなかなかいかないものだが、まったくそのとおりと実感するが、本屋さんにも行ってみた。やはり本は、本屋さんで買うのに限る。しかし、そのスペースは、昔から変わっていなくて、雑誌が多くあとはやはり売れ筋のものが置かれるのであろう。なかなかこうゆう図鑑はありませんかといって、探してもらっても、ない。学生さん、それから電車通勤の方が利用するのであろう。すると、新書関係も売れ筋のものはすぐになくなって、ここの場合だと、次の新しいものは入れてゆくのだろうけど、もう売り切れというものは、注文以外は置かないようであった。
  しょうがないかなー。本屋さんも、昔からあって、でも店を閉めるところは、もう閉めてしまって久しい。新しく出来る店もあるが、ある程度の集客力が見込めるところが多い。そうゆうところは、なかなか簡単には行けないという事情がある。昔は、田んぼしかなくてというところに、お店団地のようなものが出来る。そこに大きな本屋さんが出来る。まったくの正反対の方向である。なんとも寂しい。

  雨にしろ、降って欲しいときに降らず、本も欲しいと思うときに、手に入らなくなった。つくづく、そう思う。

  今日は、雨になって、アジサイの花が一番だと思う。このアジサイの花は、あちこちにあって、いい感じである。




  いつ見てもいい色をしている。ちょうど、花、「がく」のようであるが、開き始めたところ。




  根元の方まで見えないが、同じ個体だと思うけど、色は少し赤味を帯びている。





  ここに咲いている、ガクアジサイか、ヤマアジサイかというもの。中央の花のものは、まだまだ固いようである。




  外側に突き出ている、この白い花は、装飾花というとある。

  少し、大きくし過ぎた。またこのアジサイの花の様子も、部分的で、全体がわからない。今出て来たばかりで、なかなか適当なファイルがなく、こうゆう形にしてみました。装飾花も大きくなり、中央の小さな花も開くと、ガクアジサイなのか、ヤマアジサイなのか、よりはっきりすると思う。この辺りの、他のご家庭でも、これとそっくりなものを見ることがある。  

コスモス一輪

2008-06-05 16:19:58 | 植物・花(夏)
  梅雨入りを告げるような、雨が降っている。
  曇りのお天気であったが、お昼ころからまたポツポツ。
  風も出てきて、ときにザッと来る。

  今頃のコスモスも、あまり驚くことではないようだ。
  去年は5月に咲いていたのもあったし、無論少しだが、
  それから11月も遅いころにも咲いているものあった、と思う。

  この花は、なぜか呼んでいなくて、しかし花の道を進んで諦めて
  振り向くと、そこにコスモスが一輪咲いていた。




  一輪だけ咲いていた。寂しい感じもある。右下に、若い蕾がある。




  少し遠くから眺めると、左下に少し色の出た、蕾があった。
  それ以外には、まだないみたいである。

一転、梅雨空

2008-06-05 07:12:41 | 散策
  朝のお天気、寝ぼけまなこで、花を見ていたら、ポツポツ降って来た。今は結構な、雨。しかし風は、弱め。雨は垂直に落下して、その音もやさしい。アメダスの6時の気温18.0℃。なるほど、少し高め。気圧は1009.4hPa。室温は、20.5℃。

  起きても、ぼんやりとして、どうも梅雨のような気分。それで、本能的に、外に出て目の前にある、ガクアジサイ、ということにしてと、そのアジサイの白い花弁を見る。なかなかに美しく、このアジサイの葉の色の濃さに、これにも感心。この色の濃さは、ドクダミのものと同じで、生命力の強さを示していそう。
  ぼんやりだから、アジサイの花を見て、まずは満足し、ついで、ヒゲナデのほうへ行く。高々、2、3mである。ここで、昔はよくすべった。それが怖いから、ヨチヨチ歩き。鉢の花を見る。花弁は、半開き。この花もよく持つものだが、一部はその美しさに陰りが見える。この花に何度も小型のハナアブが止まっているのも見たし、またこれはハチだ、というのもいた。だから、もう受粉も完了していると思うけど、この花って、タネが取れるのかねー。
  花のタネというと、タンポポを思い出すが、これは特に必要ではない。あちこちから飛んでくる。このタネはしっかりとしたプロペラを持っている。外に突き出た状態でタネは出来るから、わかりやすい。花弁が散った後に出来るものの中に、メシベが変形してそうなるのだろうけど、タネが出来るものも多いのだろうけど、こうゆうものをなかなか見ることはない。雑草なら、刈られてしまう可能性が高い。それから、きれいな鉢の植物もあっさりと、他のものに入れ替わる。植物の次世代の元の顔を眺めるのはむつかしい。

  たしか、ホウセンカのタネは、球状の袋に入っていて、これはぱちんと跳ねて、タネは飛んだはず。さて、このヒゲナデのものは、どうなるのか。やっぱり、メシベの変形で、そこが膨らんでその中にタネが入っているのだろうか。まだ、わからない。そのまだ勢いのある、ヒゲの花のその鉢に、何でか知らないが、ドクダミの花が出て来た。もうヒゲの花は咲いていて十分に見たし、このままドクダミも咲かせてみようと思う。小さな鉢の中に、いろいろな草が、また生き物がいるということも、考えてみれば仕合せなことで、ありがたいことでもあると思う。