風はきのうより弱く、どうにか、外に出ることも出来るお天気になった。
今のところ、そうひどい雪の降りかたもしていない。このままだと、さほど午前零時の参拝にも影響はないような感じさえする。最も、ある程度元気がないと難しそうである。
朝に雨と書いたが、その途中で雪に変わり、さらに吹雪いたりもする。どうも、お天気は難しい。そんな判断も出来ないくらい、雪の降る冬の感触を忘れている。建物の中の簡単な掃除をやって、少し小降りになった雪をみて、外に出た。瓦の雪がすでに落ちて、段になったところに10cmくらい積もっている。ここには、雪は普通は積もらないが、瓦から落ちて来る雪がちょうど積もるようになっている。水分をたっぷり含んだ、重い雪である。自重で落ちて来るから、こんなものが頭に当たれば、大変なことになる。
除雪用の道具というのをお化け屋敷から持ってくることにした。どうしたら、こんなに複雑に物を閉じ込めることが出来るのか、感嘆する。ダンプというのをまずは引っぱり出す。これは雰囲気でもわかりそうだが、そこに雪を乗っけてソリのようにして、運ぶものである。あとは、スコップ、これも掘るものではなく、先は平で、ちゃんとした名称があるはずだが、出てこない。これが一番重要。他に、このスコップもどき、シャベルの先がプラスチックで出来たものも、引っぱり出すが、これはもう雪が凍ってしまうと役には立たない。あとは、波板、トタン、そうゆう物の上に積もっている雪を下ろす、特殊装置。これがないと、雪の重みで壊れるところがある。これだけで、少し息が上がった。
必要なものは出した。木の枝に雪が乗っていて、これが落ちるのも怖いが、すでにかなりのものは落ちている。雪と、雨と、木の枝にくっ付いている、水と雪のようなものが、ポツポツ落ちて来る。それで、試しに薄く、あるところは少し厚く積もった雪を移動させる。除雪と言いながら、実際は、その横の開きスペースに移動させるだけだ。シャベルを持つのも久しぶりで、腰は曲がっているし、また薄そうな雪の重いこと。この作業をホンの少しやり、止めた。心臓がバコバコいっている。
お昼のTVニュースを見て、さらにごろんとコタツに入って、その続きを見る。少し、休まった感じがある。今年最後の散歩に出る。西の空に大きな雪雲が見える。危なそうな感じだ。落雷の可能性もある。そう思いつつ、自動的にある程度のところまで歩いたが、大事なものを忘れたことに気が付いた。よくわかったものだ、引き返すが、もう大回りをする気もなくなって、近い道を歩くが、ベチョべチョの雪道でまことに歩きづらい。忘れていた感触が思い出されてくる。金属製の側溝を覆うものが一番滑りやすく、ここに乗るときは小またで歩かないといけない。雪道の歩き方の基本は、小またで歩くことだった。ジンジン、からだが冷える。2℃か3℃。
幹線道路の車の通るところに雪はないが、轍があるからここに雪解け水は溜まる。ここを通るときはお祈りが必要。お店に行って、食べるものを買って、挨拶をして帰って来る。よろよろである。まことに情けない気分。この先が、思い遣られるが、いつものことである。明日は明日の風が吹くだろう。しんみりとして来る。寒い。
西の空を見る。わずかな晴れ間であるが、その向こうに雪雲が待ち構えている。幸い、これはさほど大したものではなかった。ここで、忘れ物に気が付いた。
お寺の鐘つき台。「撞く」がいいようだ。一昨日に撮っておいた。もうそろそろ、この鐘の音が聞こえて来そう。去年は、ここにワンちゃんがいた。11月もいたが、最近はまったく見かけない。ちょっと寂しい暮れの景色になった。
1年間、見ていただいて、ありがとうございました。
今のところ、そうひどい雪の降りかたもしていない。このままだと、さほど午前零時の参拝にも影響はないような感じさえする。最も、ある程度元気がないと難しそうである。
朝に雨と書いたが、その途中で雪に変わり、さらに吹雪いたりもする。どうも、お天気は難しい。そんな判断も出来ないくらい、雪の降る冬の感触を忘れている。建物の中の簡単な掃除をやって、少し小降りになった雪をみて、外に出た。瓦の雪がすでに落ちて、段になったところに10cmくらい積もっている。ここには、雪は普通は積もらないが、瓦から落ちて来る雪がちょうど積もるようになっている。水分をたっぷり含んだ、重い雪である。自重で落ちて来るから、こんなものが頭に当たれば、大変なことになる。
除雪用の道具というのをお化け屋敷から持ってくることにした。どうしたら、こんなに複雑に物を閉じ込めることが出来るのか、感嘆する。ダンプというのをまずは引っぱり出す。これは雰囲気でもわかりそうだが、そこに雪を乗っけてソリのようにして、運ぶものである。あとは、スコップ、これも掘るものではなく、先は平で、ちゃんとした名称があるはずだが、出てこない。これが一番重要。他に、このスコップもどき、シャベルの先がプラスチックで出来たものも、引っぱり出すが、これはもう雪が凍ってしまうと役には立たない。あとは、波板、トタン、そうゆう物の上に積もっている雪を下ろす、特殊装置。これがないと、雪の重みで壊れるところがある。これだけで、少し息が上がった。
必要なものは出した。木の枝に雪が乗っていて、これが落ちるのも怖いが、すでにかなりのものは落ちている。雪と、雨と、木の枝にくっ付いている、水と雪のようなものが、ポツポツ落ちて来る。それで、試しに薄く、あるところは少し厚く積もった雪を移動させる。除雪と言いながら、実際は、その横の開きスペースに移動させるだけだ。シャベルを持つのも久しぶりで、腰は曲がっているし、また薄そうな雪の重いこと。この作業をホンの少しやり、止めた。心臓がバコバコいっている。
お昼のTVニュースを見て、さらにごろんとコタツに入って、その続きを見る。少し、休まった感じがある。今年最後の散歩に出る。西の空に大きな雪雲が見える。危なそうな感じだ。落雷の可能性もある。そう思いつつ、自動的にある程度のところまで歩いたが、大事なものを忘れたことに気が付いた。よくわかったものだ、引き返すが、もう大回りをする気もなくなって、近い道を歩くが、ベチョべチョの雪道でまことに歩きづらい。忘れていた感触が思い出されてくる。金属製の側溝を覆うものが一番滑りやすく、ここに乗るときは小またで歩かないといけない。雪道の歩き方の基本は、小またで歩くことだった。ジンジン、からだが冷える。2℃か3℃。
幹線道路の車の通るところに雪はないが、轍があるからここに雪解け水は溜まる。ここを通るときはお祈りが必要。お店に行って、食べるものを買って、挨拶をして帰って来る。よろよろである。まことに情けない気分。この先が、思い遣られるが、いつものことである。明日は明日の風が吹くだろう。しんみりとして来る。寒い。
西の空を見る。わずかな晴れ間であるが、その向こうに雪雲が待ち構えている。幸い、これはさほど大したものではなかった。ここで、忘れ物に気が付いた。
お寺の鐘つき台。「撞く」がいいようだ。一昨日に撮っておいた。もうそろそろ、この鐘の音が聞こえて来そう。去年は、ここにワンちゃんがいた。11月もいたが、最近はまったく見かけない。ちょっと寂しい暮れの景色になった。
1年間、見ていただいて、ありがとうございました。