光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

オリオン座流星群

2006-10-29 18:55:56 | 星空・天体・宇宙
  ある人と、話をしていたら、突然”オリオン座流星群”という言葉が飛び出して、私はびっくりした。幸いかどうか、オリオン座流星群については、AstroArtsさんのニュース欄にこの事が取り上げられていて、その記事を読んでいた。話の都合上、こんなことはめったにない事です、など言い、さらに、これは、ハレー彗星の軌道上にある物質、落し物が、地球の大気に飛び込んで起こる現象です、など、言わなくてもいい事を言ってしまった。
  ハレー彗星が太陽に、そして地球に近づいた一番最近の年代は、1985年から1986年にかけてであるが、それから、やく20年たつ。今は海王星の軌道の辺りを、のんびりと、移動している。それは、たとえば、どの方向かというと、星座で言えば、オリオン座の辺りなのである。間違っている可能性もあるが。
  それから、話しがややこしくなった。オリオン座のちょっと上に、やけに明るい星があったと言われる。そんなものがあるかな、シリウスは南だし、プロキオンかな。土星はそんなに目立たないし。
  私は、さらに、言わなくてもいい事を言った。人工衛星もよく見えますよ。たまに、外に出ると、必ずと言っていいくらい見えますね。スーッと移動してゆくから、よく分かりますよ。話しが、地球を一周するのにどのくらいの時間がかかるかに移ってゆく。私は、だいたいこんな感じと手で動きを再現する。すると、親戚筋に当たるこの方は、高度は300kmくらいかね、などやけに具体的な事を言われた。
  頭が、くらくらしてきた。この値は、普通の?人工衛星が飛んでいるその高度にほぼ等しいのである。もう、ここに来るのは当然か、静止衛星の話しになった。その高度は、どのくらいか。私は、ケプラーの法則で周期と軌道の半径についての関係を話すことは出来たが、その答えは、むろん出ない。これって、テスト?。
  実に、楽しい話ではあったが、やはり、TVでやってる”なんでも鑑定団”を見るべきだった。ちなみに、静止衛星の高度は、地球の中心からの距離だと、赤道半径のやく6.7倍である。

  用水と呼ばれていたかどうか知らないが、この水路か小川は、まだ周りをコンクリで囲われていなった。その頃から、たまに通ると、きれいな花が咲いていて、近くの人が植えていて面倒をみているのも明白だった。この川の護岸の工事が行われて一時、少なくなったようだが、久しぶりにかなりの花が咲いている事を知った。



  赤い菊のような植物の花。見たとおりを書く。植物の名前や種類は、育てている人に聞くしかない気がする。その辺りは曖昧なままだ。来た甲斐があった。

  追記:ハレー彗星の現在の位置について、余りに曖昧なことを書いたので、調べなおした。NASAのNear Earth Object Programのページにゆき、そこからOrbit Diagramsに飛ぶと、彗星や小惑星のEphemeris(位置推算表)を計算してくれる。ハレー彗星と入力すれば、英語だが、今のハレーの位置が分かる。それによると、10月30日のハレー彗星は、赤経8時47分、赤緯0.28度にあって、ここは星座で言うと”うみへび座”にあたる。オリオン座の中心から真東に45度移動した辺りである。お詫びして、訂正します。10月30日。   

点滴

2006-10-29 07:30:45 | 散策
  朝の天気、晴れ。雲多いが、風は弱い。室温、18℃。
  テンテキ、天敵でなくて点滴。
  TVでのおしゃべりで、芸能人の方が、たとえば風邪をひいたが、休めない。そうゆう時に、どうするかというと、掛かり付けのお医者さんにいって、点滴をしてもらうという。これが、ものすごくよく効くらしく、疲れたなと思っただけでも点滴をしてもらうらしい。
  私は、注射は別に嫌いではない。ただ、採血のときは、血は見ないようにしている。見てもいいが、昔からの習慣で見ない。
  さらに、点滴についてはどうかというと、これが、元気になる点滴ではなく、塩と抗生剤と痛み止めと鎮静剤の入ったもので、特にピンピンする、というものではなかった。つまり、芸能人の方がおっしゃる元気になる点滴は、一度も打ってもらった事がないのである。
  点滴の基本は、注射針の”刺し抜き”にある。これが、上手な方とその反対の方がおられて。これに似たようなことに、パソコンの組み立てがあるが、ほとんどが何かを刺したり抜いたりするので、私はこの行為を刺し抜きと呼んでいる。組み立てパソコンというのが売ってるが、刺し抜きパソコンと解釈する。
  構成品の中身は、最先端の科学技術が詰まっているが、やることは、やけに原始的である。腰が痛くなる。見えない。指が太くて入らない。指先から血が出る、爪がはがれる。最後に、先端技術を踏んづけてしまう。
  映画で出てくるように、”ホイチョイ”で新型マシンに変身、そうゆうことはこの先も、ありそうにない。

財布を忘れた

2006-10-28 18:50:53 | 植物・花(秋)
  心配していたことが、さほどひどくはなく、助け人も来てくれたので、ほっとする。そうゆう時に、何かまぬけな事をする、というのは、よくある事かどうか。
  色々ない知恵を働かせる。まずは、近くのスーパにいって、足らないものを買ってこないといけない。それは何か、あちこちを見回す。それでっと、今日は天気がいいから、少し前に見た、真っ赤な鶏頭をもう一度探してみよう。そのためには、今日は少しコースを変えないといけない。
  外出する準備は整ったが、あとは財布にお金、それとポイントカードだ。ポイントをためるため、このカードを探す。どこにもない。聞いてみるが知らないという返事しか返って来ない。いい気なもんだ。ようやく、カードを見つけて、財布に少々のお金とカードを入れて、出かける準備は出来た。今日は、さっき外に出たら風もあるので、ウインドブレーカを着ることにする。
  最短距離を歩いて、スーパにゆく。小学生らしき坊やが横断歩道を渡るため、信号のボタンを押していた。一体、ここの押しボタン式の信号は、年に何回緑に変わるのだろうか。車が、止まっているので、私も道路を横断する。スーパに着いて、籠を持って、納豆とかバナナとか私が食べるものを中心に少々商品を入れて、レジにゆく。いつもの係りの人に挨拶をして、財布を出そうとして、体を自分の手で撫で回すが、ない。さっき、あんなに、カード探しでもめたのに、あったと思った瞬間、私は財布をポケットに入れるのを忘れていた。これが、現状である。レジの人もあきれたに違いない。

  サザンカというと、この言葉が詩にある童謡が思い浮かぶ。サザンカを調べていたら、そのことが書いてあった。いろいろな種類がある事も分かって、まー、あまりこれはホントにサザンカかと言うことは、考えない方がいいようである。



  一度、建物の北側で、まわりはコンクリで囲まれている所にあると書いたサザンカの花。北側にあるから、直接日光に当たることなく?、間接光で開いた花。よく見ると、少し傷みがある。花が大きいので、普通のレンズでも大きく撮ることが出来た。

ひさしぶりの快晴

2006-10-28 07:23:31 | 散策
  朝の天気、快晴。風も弱い。室温16.5℃。
  夜中、窓から外を眺める。隣の街の明かりはよく見えているが、空はべったりした感じ。しばらくして、ちょっと明るい星が見える。晴れなのか、うす曇なのか分からない。
  起きると、明るいが、まだ太陽は山の端から登って来ていない。この光景をカメラのおさめておく。日の出の瞬間を待つが、そうのんびりもしていられない。冷えてくる。これからは、さらに日の出は遅れる。朝、暗いというのは、いやだねー。
  小さな、個人的な、事件が続く。小さいから、なんとかもとに戻すことが出来る。災害は忘れたころにやって来るというが、ちょっと違ってるかもしれない、これは、真実で、残念ながら、これから逃れることは出来ない。生きてると言うことは、まだ、それがやって来ないだけということなのだろう。

ビスタカー、昔の近鉄のノンストップ特急

2006-10-27 19:20:33 | 鉄道
  大阪というと、広すぎる。天王子だとかなり限定される。阪和線は、天王寺から和歌山までの路線であった。昔の話になるので、過去形になる。
  私は、堺市の百舌鳥という所に住んでいたことがあり、時々、この阪和線に乗る機会があった。向こう側には、仁徳天皇陵がある。駅の踏み切りの前で、電気機関車が、貨物列車を引いていくのを見送る。帰りの天王寺駅での楽しみは、直行に乗れるかも知れないと言うことで、その橙と緑で塗装された電車が停まっていたときは、何か買ってもらえなくても、嬉かった。途中、金岡で降りる。今、あるいはずいぶん昔から、この駅名はなくなっている。さすがに、鳳までゆくことはなかった。
  時代が、非連続的に変わる。近畿日本鉄道、近鉄、なんと懐かしい名前であろうか。結構この鉄道の電車に乗る機会は多かった。大阪にいたときも、それから、都道府県のうち、県庁の所在地が一字の漢字で表わされる街に移ったときにも。
  近鉄の普通列車に乗ることは少なく、急行が多かった。学生になって、帰省するとき、それまで何度も走っているビスタカーを見てはいたが、近鉄名古屋駅で停まっているそれを見たとき、何度乗ってみたいと思ったか?。実際のところは、ただ流し目で見ただけで、私は急行の時刻表を見ていた。学校の同級生で、大阪に住んでるのがいて、帰りは途中の名古屋で降りて、ななんと、ノンストップのビスタカーに乗ってるという話を聞いた後は、流し目が、じろじろ目に変わった。
  昔の時刻表を見ている。大阪ー名古屋間のノンストップ特急は1時間に一本くらいあるが、すべてがビスタカーでないことが分かる。私の感としかいえないが、先頭車両の前面が、曲線を描いているタイプである事、さらに、二両目が二階建ての車両、3両目が1両目の反対向き。この3両編成のものだけが、そう呼ばれていたのではないか。ただ、ノンストップでもない大阪ー名古屋を結ぶ特急もあって、これにもビスタカーのマークがある。これらは、もう少し多めに車両をつないでいたように思う。
  残念ながら、私は、ノンストップビスタカーに乗ることはなかった。その後、小田急のロマンスカーなどは乗ったことがあるが。今は、鉄道模型でしか、懐かしのビスタカーを見ることは出来ないようだ。

  午後から天気が回復し、近くをそぞろ歩きする。誰かさんの畑に、きれいなキャベツを見つける。これは、食用でなく、観賞用のもののはず。



  今日一度、園芸店の前で鉢に植えられたこの植物見ている。名前が出てこない。ハナキャベツを辞書で引くと、カリフラワの事とある。あれ、今度はネットで。ホボタン(葉牡丹)が出た。これだ。この植物こそ、今後の変化が楽しみである。

ピアノもどき

2006-10-27 07:29:04 | 散策
  朝の天気、小雨。室温17.5℃。雨が降っていると、さすがに、少し寒い気がする。秋らしい天気である。
  何故か、”ピアノ”もどきのものがあった。ほんの少し前に着たようだ。こんな狭いところに、何考えてるんやろ。誰かさんのお下がりらしい。
  知らないふりをしていたが、さわってみる事に。ふたを開ける。奥に入ってゆく。ちょっと高級。鍵盤を押す。ならない。電気仕掛けだった。分かってたけど。スイッチを入れる。いろいろなキーがあって、ピアノにする。何もしないと、ピアノである。
  鍵盤を押す。音がなる。何の音か。私は、ドの音を押したつもりだった。ラではなく、ド。何でも、ドからにしてしまう。昔からの習慣。こんな音だったかな。心中のドの音と比較するがはっきりしない。心の中で、ドの音というと、必ず一定の音がなる。オクターブ上げても下げてもやはりドだ。何か違うな。
  低音部へ移動する。かなり、左側。しかし、88鍵はないようだ。弾いてみる。やっぱり、ちょいと違う。頭の中の音とずれている。高音部はあまり違和感はないが、練習用の、あるいは入門用の電気仕掛けのピアノもどきは、低音側の音色が納得出来ない。
  では、グランドピアノではどうか。これは、話が大きくなりすぎた。

稲刈りから1年目

2006-10-26 19:21:41 | 植物・花(秋)
  お米が余っているのか、イネ(稲)を植えない田んぼが増えた。どうゆうのがあるか。まず麦があり、ダイズがある。さらに休耕田に、放置されたか、永久休耕田か?がある。
  以前書いたことがあるが、イネは一年生の植物だが、秋に刈り取られた後、しばらくすると、また緑の葉が出てくる。最近は、刈り取りの時期が早いからか、小さいながら、刈り取られた後から出た芽が穂を出し、さらに実を付けることがある。今、少しはなれた、今年イネを栽培し、秋に刈り取られた田んぼまで歩いてゆくと、綺麗な緑を見ることが出来る。刈り取られた後から芽が出たものだ。
  さらに、去年のイネで、刈り取られた後、丸1年間放置された計算になるが、その刈り取られた株から、新しく芽が出て、気が付かなかったが、小さいながら小数ながら実を付けているイネを見た。刈り取られた秋のその年の、小さいながらの実を付けたイネはよく見たが、さらに1年経って、また実を付けたイネというのを、見た記憶はない。これは、普通は、小さい実がなっても、秋の終わりに耕されてしまうからで、ここの田んぼは、珍しく、そのまま丸1年、手付かずで残っていたのだ。
  大発見ではなく、小発見でもないが、このイネの生命力に少しあやかりたい気分になった。

  この時季に、この一枚というのは、出尽くしてしまった感がある。すでに出した紫色の実を付ける植物。



  小さいCCDを持つカメラは、概して接近して撮影出来るように、標準の仕様でなっている。小粒の実もまるで葡萄のようになって見える。カメラが、大仰な言い方になるが、顕微鏡みたいな役割を果たす。これは、予想外でした。

Flight Simulator

2006-10-25 19:25:05 | 飛行機
  パソコンを使い出して、しばらくして、Flight Simulatorというものがあることを知った。Dosの時代から、このソフトを使っていて、わざわざそのために、結構なお金を機械につぎ込んだ。
  Windowsの時代になった。いい大人が、飛行機がどうのといって、気色ばむ姿は、確かに今考えるとおかしい気がする。まー、無趣味よりはいいかも知れない。Windowsが変わると、また新しいFlight Simulatorが出る。そのSimulator、ソフトのこと、を購入してインストールする。多少ドキドキする。それより、げっそり感が大きかった。まともに動かないのだ。今時の、プロセッサの能力は、Ghzで表わされるが、この10年でこの値も驚くほど上昇した。かなりか、ほどほどか、いい感じに思えてきたSimulatorの世界の時のプロセッサの能力は、100Mhz。今の10分の1以下である。それからも、Flight Simulatorは、Windowsと関連しながら、あるいは独立に、より強力な機械、ハードの能力を要求しつつ、いまに至っている。
  具体的に、私はどうだったかというと、ご想像におまかせしますと書きたいところだが、こんな事を書いているのだから、明言する事もない。
  最近といっても、去年だと思うが、本物の飛行機のように、と言っても、本物の飛行機の操縦など知らないが、あるデータを打ち込んでおけば、あとは、機械が自動的に飛行機を、目的地まで誘導してくれて、さらに、操縦桿を握らなくても、滑走路に着陸出来るという、Simulatorが登場した。これを、理解するには多少の時間とより高度な知識をお持ちの方の手助けが必要ではあった。が、ある時、ふとこうゆう事かと言うひらめきみたいのがあって、やってみると、どうやら自動操縦で、目的の空港に行き、着陸も出来るようになった。Simulatorにコンピュータが搭載された!という画期的な出来事だったが、なんとなく、その問題となっていたことが分かると、不思議と、Flight Simulatorから、少しずつ関心が薄れつつある、そうゆう状態になった。
  今、さらに新しい、Xといういかにも意味深なSimulatorが、登場しているが、これに対して、どうすべきか、私は考えている。

  以下は、いつものとうりの、お散歩写真である。秋だから、赤やら黄色やらという色が目立つし、私自身もその色が好きだが、なかには、渋いものもあって、こうゆうのもたまには出してもいい気がする。



  カメラ自身がどこに焦点を合わせればいいか迷っている。エノコログサが、この季節になって、円熟した姿を見せたのではないかと思う。他に、この草であるというのが出てこない。   

巨鳥に接近

2006-10-25 07:34:19 | 散策
  朝の天気、雨。少し明るくなった。室温18℃。窓を開けると風が冷たい。昨日は久しぶりに、風が吹いた。乱気流状態、空気の洗浄。
  近くの一級河川、神通川にかかる橋の上を、車に乗って走っていた。乗せてもらっていたと言うのが、より正確な表現。大きな川の上でほぼ180度見晴らしがきく。気分もよくなってくる。車の中は、静かで、エンジン音さえ分からない。
  ふと、右側を見る。海の方角、さらに今度は左を見て、ぎょっとした。よく出る言葉。そこに見えたのは、巨鳥 Boeing767の後姿である。不思議とエンジン音が聞こえない。もう少し先に、空港RJNTがある。河川の上は、けっこうな風が吹いている。橋に出ると、それまで穏やかだった風が急にきつくなる。そのときも、車の中では、感じることは出来なかったが、かなりの風があったと思われる。キャプテンの緊張感が伝わるようだ。FOさんも、がちがちになっているだろう。
  ほんのわずかな瞬間だが、着陸体勢に入っている飛行機と橋の上で、遭遇した。飛行機は、ほぼ真上を飛んでいたことになる。こんなことって、そうはない、たぶんこれからもないだろう、一人、少々興奮してそう思った。
  しばらくして、ふと周りを見回したが。橋の上で、飛行機など見てる人はいなかったようだ。見慣れている、と言うことなのだろう。

嫌われ者

2006-10-23 19:18:05 | 虫、その他
  人の世界全体だと、話がややこしくなって、それこそ大事になる。そうゆう話は、余程のことがないと書くことはない。これは、あり得ないこと。まーあまり気分のいいことではないが、書きたくなるのは、身内のなかで起きるごたごた話。家族の話におさまるわけだが、恐らく、この辺りが、書き込む人、それを読む人、どちらにとっても、一番引き付ける、興味深いものではないか。これは、電車の中でぶら下がっている、週刊誌の広告を越えている。
  虫にも色々いる。まだ、藪蚊が飛んでいて、彼らは、二酸化炭素の濃度に関係なく、ヤブカラボウに人の気配を察知すると、攻撃してくる。けしからんと思う。ゴ**リに関しては何か言う気もない。仲良く、お互い見つからないように生きるしかない。
  その他にも、危うくその名前を出しそうになったが、虫ではないが、クモ(蜘蛛)がいる。この生き物も、あまり好かれない。クモが怖いという人もいる。私は、クモの巣と、カイコガの繭は、恐らく似た物質で出来ていると思うが、やはりクモの巣に引っかかるといやな気分になる。仕方なく、ホウキで、空間を適当に掃除する。それから、歩くことにしている。今年は、やたらクモの巣が多かった。まだまだ、クモは、元気だ。
  虫だが、嫌われるものが、他にもいる。植物愛好家にとっては、天敵である。自分が、ずいぶんと面倒をみて育てた、そうゆう植物をパクパク食べてしまう虫である。それが、いずれ見事な蝶になるか、蛾になるかで何かが変わるか、というと、そうでもないようである。やはり、植物を育てておられる方は、虫を無視できず、薬を撒く。
  今年は、チャドクガという名の毛虫を初めて知った。ツバキの葉っぱが喰われるのは、ひどいときはそれこそすべての葉っぱがなくなる、恒例の出来事なので、その虫の名までは気にしてなかった。チャドクガだという記事が新聞に載って、そうゆうものかと思った。初夏と秋、ツバキのそばに行くと、不思議な音がする。雨粒が垂れている、あるいは、シューシューという感じ、あるいは、むしゃむしゃかもしれない。今、その音がようやく聞こえなくなった。



  チャドクガの成虫である。今年3回も撮りました。もともとは茶に付く害虫である。詳しいことは、ウェブで色々出てくるので、参照して下さい。体長2~3cm、触角、足、頭に付いている、毛、これに毒があって、毒針毛と呼ばれる、まずは、この姿を見かけたら、近づかないことです。卵のときから成虫、さらに脱皮した後の殻にも、この毒針毛が付いてるそうです。私も、撮った後にドキッとしました。もう撮る気はありません。虫が悪いんではないけれど。