名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

名古屋市議会 減税日本第一党に!

2011-03-14 17:36:41 | Weblog
2011.3.14(月)
名古屋市議会 減税日本第一党に
 東日本大震災で少しかすんでいたが、リコールによって議会解散となっていた名古屋市議会出直し選挙の投開票が昨日13日実施された。
 
党派別当選者は次の通りとなった。
減税日本 28、 自民党 19、 公明党 12、 民主党 11、 共産党 5、 みんなの党 0、  合計 75

 これまで民主党は27議席で第一党であったが、一気に11議席まで落とし、第四党になるという惨敗を喫した。16区中5区で議席をゼロにした。国政レベルにおける民主党の支持率低下を如実に反映する厳しい結果である。ベテラン議員では、諸隈修身氏、梅村邦子氏、梅村麻美子氏、吉田隆一氏らが涙を飲んだ。
 自民党は23議席から4議席落として19議席となった。選挙前の厳しい予想からすると健闘と言えるのでないか。水平和江氏が涙を飲んだ。
 公明党は12人の候補者全員の当選を果たした。前回は14人の当選者を出したが、2議席減である。河村市長のとなえる議員報酬半減にいち早く賛成の方針を打ち出した。変わり身の早さはこの党らしい。
 共産党は3議席減らして5議席まで落としたが、みんなの党は議席の確保はならなかった。
 さて河村市長率いる減税日本は過半数を取ると豪語して41人の候補者を立てたが、当選者は28人にとどまった。 それでも現職一人が一気に28人だからその勢いが驚異的であることは間違いない。複数当選者が12区に上って文句なしの第一党である。しかしながら、過半数を取ることは出来なかったから河村市長の思い通りでなかったことも事実である。
 そういう意味で名古屋市民は微妙な票数を河村市長に与えた。市長選では河村氏に投票したが、市議選ではこれまでのしがらみも含めて既成政党に投票するというねじれ心理が、河村氏の独裁を食い止める結果を生んだと言える。
 4月には統一地方選があるが、政権党である民主党の厳しさが如実に示された選挙でもあった。