田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

頭が寒い。懐も寒い。師走がくるぞ。 麻屋与志夫

2012-10-20 05:59:09 | ブログ
10月20日 土曜日

頭が寒い。懐も寒い。師走がくるぞ。

●頭が寒い。
ひんやりとした冷気のなかで、目覚めてみるとまだ5時だ。
室温10°。
寒い。
エアコンをつける。
きょうは、夜の普通の時間帯の塾は休みだ。
家庭教師コースはある。
午前中に2時間。
午後5時間。
よくがんばりますね。
とじぶんをほめてやる。
だれも、ほめてくれないからじぶんでほめる。

●母が、ひとにほめられるから、なにかするのでは、ほめられなかったらどうするの。
なにもしないの。
ひとにほめられなくても、勉強は率先してやること。
そう教育してくれた。

●そろそろGGも母が逝った歳になる。
じぶんのことをじぶんでほめてもいいよね。おかあさん。
励ます意味で「よくやってるな」くらいの言葉はかけても許されるだろう。

●この地方の中学では、『根性』をいれるとか、試合に負けたから『反省』。
などいう意味合いから、むかしながらの体育系の習慣で、頭を丸刈りにする。
青い頭はやたらと長く伸ばした髪よりは清潔感がある。
見た目はいい。
生徒たちの心はどうなのだろうか。
丸刈りにするのを反対するような子はいないが……。

●これが都会の学校だと事情はことなってくる。
無理にでも、丸刈りを学校側が強制しても、問題とはならないだろうか。
いや、なるだろう。

●寒い。
冷たい。
空気がひんやりするよ。
と教室にはいってもフードをかぶったままの子がいる。
風を引いた生徒もいる。

●むろん、根性刈り。
と、風邪をひいたことにははっきりとした因果関係はないだろう。

●朝起きた。
あまり頭が寒い。
こちらは頭髪が薄くなったから寒いわけだが、
にわか坊主頭になった生徒がこの時間には朝練で学校に急いでいることをおもうと、
身がひきしまった。

●GGはさいきん、ものごとを、いいわるい、で判断しないようにしている。
さくじつも書いたが、郷に行ったら郷に従え、無闇と批判的な発言はしないようにしている。

●みんなが満足していればそれでいいではないか。
なるようになる。
流れはとめられない。

●でも、じぶんには甘くない。
さらに、厳しく己を律し、勉強している。
だいたい、睡眠時間が短くて済むから、おおいに助かる。
冬にかけて、カミサンが掘り炬燵を準備してくれている。
あすからは、コタツで目覚めることになる。
頭に冬帽子をかぶって――。

●坊主頭の生徒たちに負けないように小説を書く。
根性をいれて、がんばりぬかなければならない。

●こうしてじぶんをほめたり、
励ましたりするのは、
やはりGGになって気力が萎えているからなのだろうな。

●寒い。
つけたはずのエアコンがついていなかった。

●そういえば、懐も寒いのだ。
月曜日までには『生徒募集』のチラシのコピーをかんがえなければならないのだった。
でも、チラシで生徒が集まるだろうか。不景気だからな。こちらも、不安だ。

●師走がくるからな。


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