田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

師走雑感

2007-12-18 22:06:56 | Weblog
12月18日 火曜日 晴れ
●なんたることかブログを書くのをわすれていた。師走とはよくいったものだ。特に塾をやっているので、この時期はわたしたちにとって魔の季節だ。大手の塾が膨大な宣伝費をかけて冬季講習の生徒をあつめる。いままで何年も精魂こめて教えてきた子がそちらに移ることがある。今年は、ひとりもでなかったので、ほっとしている。

●それにしても不況だ。おおきなリックを背負ってカミサンの買い物のお供をする。
チラシが朝の新聞に入ると、その店はごったかえしている。ともかくすこしでも安い買い物をしたい。収入にたいして、出る方は増えるばかりだ。昼の時間ということもあって、老人の買い物客がおおかった。

●買い物から帰って昼食にした。そのあとすこし原稿を書いた。このところ調子がいい。あっというまに塾の時間がきてしまった。というわけで、ブログをわすれていた。

●暖房がいつになっても効いてこない。景気がわるいからといって、部屋までどんどんひえこむことはあるまい。とおもっていたら冷房していたのだった。

●いそがしいと、なにが起きるかわからない。注意しなければ。

●この地方の冬は寒い。男体颪のせいだ。ある年、カミサンと買い物に出たところきゅうに風が吹きだした。カミサンの顔にひび割れができてしまった。乾燥した北風は、ヤスリのように皮膚をなでていく。それほどすごい風だ。

●わたしも頭髪が薄くなった。夜はニットの帽子を二枚重ねてマスクをしてねる。ともかくこれから部屋の中で0度まで温度が下がることを覚悟していなければならない。若いとき書道の墨をすっていたら凍ってしまった。文字を書いていたらバリっと筆先が紙を痛めた。筆が凍っていた。それほど寒いのだ。

●年内にもう一度、霧降の滝にいきたかった。日光の東武駅の案内所に問い合わせた。来年の4月末まで、バスはでていなとのとだ。こりゃ、もうだめだ。冬、寒い冬がもう始まっているのだ。

●でも、小説を書くには絶好の条件ではないか。家にいて、バカゲタお笑い番組は見ないで、じぶんの仕事に精をだすことだ。男体山颪をききながら、夜、小説が書けるなんて幸せではないか。この歳になってまだ小説を書いてなんとかなろうと励むことができる。それが、うれしいんだよね。

●なんとかならなくても、なんとかなるとおもって、励むことに意義がある。と自己納得してこれから小説を書くほうにもどります。

コメント
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