田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

冬枯れ

2007-12-24 20:08:16 | Weblog
12月24日 月曜日 晴れ
●来年のことをかんがえている。このブログをこのままつづけるか。小説だけをのせるようにするか。べつにホームページをたちあげ、そちらに小説や随筆をのせるか。悩んでいる。

●創作だけを専門にのせる。そんなことが可能だろうか。まず、書き続けることができるかどうか不安になる。いずれにしても、来年は勝負の年になる予感がする。今年のように、健康に恵まれていれば、かなり書けるような気がする。

●夕方少し早いのだが門の外灯をつけた。まだかすかに西日がさしていた。あかるい光の中で電灯がひかりだした。なにか冬のひざしに遠慮しているようなひかりだった。門扉にうつる光の影がとくにうすい斑模様をみせておもしろかった。模様が揺らいでいるとおもったら、葉のおちつくした藤のつるが風に揺らいでいた。その揺らぎの影には冬の風情があった。来春また薄紫の花をさかせるまで、このつるの曲がり具合をたのしもうとおもった。樹木にもいろいろなたのしみかたがある。

●わたしはひねくれているから、春の桜より、桜紅葉のほうがすきだ。さらに、あのごつごつした黒い枝ぶりがすきだ。

●「なにみているのですか」と聞かれてこまったことがあった。「桜の幹のごつごつした黒さにひかれまして」なんてこたえられない。

●カミサンガ庭や鉢に枯れ葉を敷いた。冬を越す花や木の根が凍らないようにとの配慮からだろう。こころやさしいことをするものだ。

●わたしも、来年からはすなおに春の花を愛でるようにしたいものだ。

コメント
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