田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

老いの青春

2007-12-19 22:12:03 | Weblog
12月19日 水曜日 晴れ
●パソコン教室の帰りに「カワチ」によった。このスーパーはこのところ年末商戦とあって毎日チラシをいれている。今日は野菜ジュースとキッチンタオルが安いのだそうだ。カミサンはメモをみながら陳列棚を右往左往している。すこしでも安いものをまとめ買いして家計のたすけとする。みんなおなじおもいなのか。店の中はいつもよりこのところ混雑している。田舎町もまちがいなく不況の波がおしよせている。そして、若者は都会にでていってしまった。お年寄りが買い物にきている。腰の曲っているひとがおおい。

●昨日の新聞によると栃木県の女性は青森県に次ぎ短命らしい。ほかの県の女性より早く死ぬといっても大した差ではない。一昔前のことを顧みればすごく長生きになっている。とやかくいうことではないだろう。ただお年寄りが、あまりに、お年寄りなのだ。都会だとお年寄りが若い。生き生きとしている。老いを感じさせない。いろいろな習い事に励んでいる。知的な生活をほんとうに心から楽しんでいる人が、わたしの周りでも大勢いる。田舎町にもどってみるとかわいそうなほど精神的に老いこんでいる。

●何とかならないのだろうか。「死ぬのまってるだけだんべやな」という方言での嘆きをよくみみにする。なんとかしてあげたい。わたしたちだって、老境だ。でもカミサンなどブログは始める。カメラは楽しむ。そのうちに油絵でも描きだすのではないか。そのバイタリティは凄まじいものがある。

●要は、精神的に若く在る、ということだろう。やっと子育てから解放された。三人の子供たちは家庭をもった。わたしとカミサンの青春はこれからだと話合ってたいる。毎日が楽しくて、生活が充実していて楽しい。

●老いは外見的なことだけではない。心を若く保つためにあなたはなにをしていますか。

●若い人たちは、両親を励ましてください。田舎に元気な年老いた家族がいるということは、すばらしいことだとおもいませんか。お正月がすぐです。家族大集合。団欒の囲炉裏をかこんでください。

●何かしんみりとしてしまいました。外はだいぶ寒くなってきました。隣の部屋ではカミサンがデスクトップのほうのパソコンをたたいている音がきこえてきます。

   愛猫ブラッキーと
       

コメント
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