OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

私の使った切符 その137 JR切符の地紋

2021年01月16日 | 鉄道
 「青帯券」以外のJR切符にも、同じ地紋が使われている。

368 JR硬券の地紋

データ:JR西日本 1989.7.6 九頭竜湖駅発行 九頭竜湖から080円区間乗車券
 ひどく退色しているので画像処理したがよく見えない。しかし、JR各社の地紋がある硬券はこれしかないので掲載した。

369 JR補充券の地紋

データ:JR九州 2000.3.19 博多車掌区発行 乗車整理券(ライナー券)3113列車
 他にもホーム自動販売機のライナー券(上)、近距離の自動販売機磁気乗車券、駅発行の特急券などいろいろなものがあり、もちろん各種類がJR各社の地紋を使って発行されている。

370 赤いJR地紋の切符 画像処理はしていない

データ:JR東日本 2006.12.15 ガーラ湯沢駅発行 ガーラ湯沢駅・越後湯沢間乗車券
 ちょっと変わった例で、上越線ガーラ湯沢・越後湯沢間の乗車券は、青帯券(小)と同じサイズのものを売っていた。磁気券であるが、裏面の注意書きは印刷されていない。この時この区間は、運賃140円、特定特急券100円の計240円で乗車できた。新幹線車両の運行する在来線である。ところで、英文表記「GALA-」はLなのだ。ローマ字では日本語表記にLは出てこないから、非常に稀なものだろうか。すぐに思いつくのは鹿児島本線スペースワールド駅や舞浜リゾートラインの「東京ディズニーランドステーション駅」(長い名前だ。「ステーション駅」というのも変)・大阪桜島線の「ユニバーサルシティー駅」のような英語施設名をとった駅に「L」がある。思いついたのは全部テーマパーク絡みだが、他にもあるのだろうか。スペースワールドはすでに閉園して新しい商業施設を建築中だが、「当分そのまま使う」というのはいつまでだろう。
 このようにJR券は一種類の地紋で統一され、各社の頭文字1文字を加えている。カラー情報を除いて見やすくしたのが次の写真である。

371 JRの基本的地紋(東日本会社の例)

 「青帯券」を除いたJR地紋が見られたのは15枚の切符。残るは私鉄切符の地紋である。

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