のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

夏涼し冬温か葱眠る

2013年12月10日 | ちゃちゃちゃビレッジ
事業所向けに青果物を卸している
ピッキング作業現場を見学する機会がありました

市内に作業所を持つH青果は市場から野菜を仕入れ
病院や事業所の食堂などの注文に応じて届けるという仕事
30代?の若社長はせっかく柏で野菜が採れるのだから
直接、農家と取引したらどうかと考え畑を回っているときに
農業生産法人を一緒に立ち上げた友人と知り合いました

食堂等の需要はそれほど変動なく常時安定して野菜を供給したい
市場の価格変動に振り回されるのは経営を脅かす
できれば年間を通じて一定量を一定価格で契約できないか
それが若社長の思惑

生産者とすれば
市場は大手流通業の構造変革が進み価格崩壊状態
直売所で生産したすべての野菜を売り切るのは至難の技
オープンマーケットでは
輸入野菜や大手流通業者の直営農場で生産されるものと競わねばなりません
ならば競争せずに有利に買ってもらえる取引先はないか
そう考えるのは 当然の成り行き

互いの思惑が一致しての今回の顔合わせとなった次第

見学した野菜のピッキング作業現場は元ハムメーカーの倉庫だったところで
つねに10℃前後に室温が保たれているようです
仕分けされた野菜は保冷されたまま配達されるので衛生上も安全ですが
作業する人間にとってはすこし厳しい?

法人の取引先の一つの目処は立ちました
あとはこちら側できちんと野菜を生産できるか

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