のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

パワーシャベルによる抜根

2004年12月16日 | 今年の梨づくり
まだ剪定作業が始められません。急きょ具合の悪い樹を抜くことになりました。本来は11月中に行いたかったのですが、時間がなくてライ麦播種を優先しました。以前はトラクターにウインチをつけて抜根作業をしていましたが(011118参照)、今回はパワーシャベルの登場です。
大きな樹を抜くにはそれなりのパワーシャベルが適しているのですが、梨園の場合は棚があるので大きな機械は入れません。園内を動くには自重1500kg程度の機械が限度のようです。作業現場の四隅に竹のつかえ棒を立て、頭は棚線の上に出し、窮屈な体勢で作業。でも、抜いた後の整地もできるので楽ちん楽ちん。
この樹はモンパ病という根の病気に罹患し、枯れてしまいました。20年生の稼ぎ頭の世代の樹ですが、土の中に病菌があって伝染するやっかいな病気です。

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