のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

満目の緑に坐る主かな(高浜虚子)

2008年05月24日 | 梨の虫
今年は雨が多いので
ナシのアブラムシが出てくるのが遅れていましたが、
気温の高い日もあるためか、そろそろ出てきました。

普通のアブラムシならナシ畑で
いつも飼っているようなもので特別驚かないのですが、
今回は初めてみる害虫です。



見た目はアブラムシのようですが、
よぉーくみると
(細かいので目の焦点が合わなくなっているもので)
虫の形状が違うような…

取り付いている場所(葉)も違います。
普通のアブラムシはその植物の最も弱い部分、
生長点付近の茎や幼葉に取り付き、
その周りをおこぼれをもらおうとアリがうろついています。



写真のムシは幼葉とはいえないようなしっかりとした葉にいました。
アリは見られません。
つぶしてみると赤い体液が出てきます。
その元のほうの茎にはカイガラムシいたような跡がみられます。
葉の位置は園の外周部で農薬のかかりにくいところです。

でもカイガラムシのように貝殻を被っているような様子はなく、
蝋のようなものに包まれているのでもなく、
さてさて、わかりません。

やっぱりアブラムシの仲間なんでしょうねえ。

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