のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

光陰のうつるは知れぬ鏡餅(誹風柳多留)

2008年01月11日 | わが家の時時
今日は鏡開き。

学生時代の友人たちとの新年会、今年は乃木坂の「国立新美術館」。昨年完成した施設で、晩年話題を振りまいた黒川紀章氏の設計。外壁はガラスを多用していて、しかも3Dガラス。黒川氏が若いときに構想していたものが、ようやく技術的に可能になって実現できたとか。施工業者泣かせだったようです。

夜間、外から眺めれば、鏡餅というよりはちょうちん。異国の方が見れば「和風」に見えるかも。

ちょうど今夜は開館一周年記念事業で、フルートとハープによるロビーコンサートが行われていました。



その背景のコンクリート壁面を見上げていくと、なにやら丸く明るく光る…UFO?3F部分にあたるそこが天空のレストラン『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』。ミシュラン三ツ星を43年間獲得し続け、国際的なフランス料理コンテストを主宰するポール・ボキューズの店。

ディナーは料金が高いこともありますが、客は数組のみ。パリなら夜、美術館に来るという習慣があるのでしょうが。ちなみにランチ時は大変な行列のようです。

地階のミュージアムショップにも興味深い工芸品が並んでいました。いつかこんな袋で配りたいものだと、ぽち袋を購入。でもそんな日がくるのはいつのことやら。