のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

うす壁にづんづと寒が入りにけり(一茶)

2008年01月06日 | 冬の梨畑
今日は寒の入り、小寒とはいえ、3月並の暖かさだったとか。ようやくナシ畑に蒔いたライ麦が発芽してきました。七十二候でいえば、5日前の元日の頃が「ゆきわたりてむぎのびる(雪の下で麦が芽を出す)」ころでした。

例年、年末から正月には発芽していました。少し遅れた理由は気温が低いというよりも、乾燥していたためかと思います。いずれにせよ、発芽してよかったよかった。

小寒は二十四節気のひとつ。半月毎の季節の変化を示していますが、それをさらに5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候。七十二候とおりに季節が推移してもらえると、心も穏やかでいられるのですが、はたして今年はどうなるのでしょうか。