のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

天は晴れ地は湿(うるお)ふや鍬始(くわはじめ)(正岡子規)

2008年01月05日 | 冬の梨畑
今日はタイトルにあるような天気ではなく、午前中はあられのようなものが降ってくる悪天候。

初鍬といっても、もう3が日のうちからちょっとした時間を見つけては屋敷畑で剪定作業はしています。でも仕事始めの気分を出すため、勢いをつけるために「天は晴れ、地はうるおい」といってみたいではありませんか。

土中ではモグラが動き回って、もこもこと土の山をあちこちに作っています。モグラが活躍しているということはミミズが多いということ。ミミズが多いということは未分解の有機質があるということ。はたしてそんな畑がよいのかどうかはわかりません。でもナシ畑としてはモグラが開ける穴が通気孔となって物理的に土壌改良がなされているのでしょう。

明日は小寒。冬至から数えて15日目が寒の入り。日の入りが一時より遅くなってきました。たしか冬至前から日の入りは遅れていたと思います。夕方5時まで外で作業ができるようになりました。