のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

くれなゐの形の外の目に見えぬ愛欲の火の昇るひなげし(与謝野晶子)

2008年01月09日 | 冬の梨畑
写真はどんど焼きの炎ではありません。ナシの枝の燃える炎は晶子のいうような胸が焦げるような熱さでなく、じんわりと伝わってくる柔らかい暖かさです。

風がなかったり雨の降っていない日は暮れてから、その日に剪定したナシの枝を焼いています。いろいろ問題があって枝の焼却は肩身が狭いのですが、毎日少しずつならそれほどの問題もないであろうとの判断で、できるだけ焼いてしまおうと考えています。

でも、毎日これだけの炎を出すのですから、そのまま放出してうまうのはモッタイナイ。何かに使えないでしょうか。大きなボイラーで湯を沸かしたりできると、無駄にならないのですが。