特長的で分かり易い貝殻のハラダカラ(原宝)です。
お土産にいただいたものですが、殻の長さが83mmと大型の貝です。
殻は丸く全体に淡い褐色、背面には縞状に濃い褐色の細い線が入ります。
背線は特長的で、短い枝状に分岐し、側面には円形の紋があります。
日本産のタカラガイの中では2番目の大きさのホシダカラ(星宝)です。
丸みが強く重厚、また、殻には色の異なる層があることから工芸品にもなります。
背面は白色の地に褐色から黒褐色の斑点を散らします。
側面には褐色の斑点が点在し、白色の腹面にもわずかに見えます。
たくさん拾えたのですが殻の破損した個体が多く、残した個体はこれだけです。
背面の片側寄りに外套膜が合流する部分があるとのこと、赤★がそれかも?
幼貝前期は殻が褐色と黒褐色の縞模様になっています。
外唇側には褐色斑ができ始め、後期になると背面に広がります。
海岸で拾い集めたタカラガイの中では最大の貝殻です。
今は、我が家の飾り棚で存在感を示しています。
日本産のタカラガイの中では最大の殻を持つ、ムラクモダカラ(叢雲宝)です。
いただきものですが、殻の長さが100mm越えの大物で112mmです。
細長い殻で、背面には不明瞭な大型の褐色から黒褐色の斑紋が現れます。
名の由来は、背面の模様が空に浮かぶ叢雲(むらくも)のごとく、だそうです。
20年ほど前に拾った貝殻を整理しています。
タカラガイはひととおり終わりました。
残りの種類はどうしようかと迷っています。
タカラガイについて調べたくて検索していたらこちらのブログにたどり着きました。
たくさんの貝殻に圧倒されています。
また更新されるのでしょうか?楽しみにしています。