信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

津金寺の山野草

2011年05月15日 | 山野草
カタクリと野草の寺として紹介されている津金寺は、いつ行ってもたくさんの花にめぐり会えます。


アズマイチゲは葉が黄化し眠りにつく寸前です。
道ばたの日向の株は充実した実をつけていました。

 
ルイヨウボタンが見頃です。
メギ科のルイヨウボタンは漢名の「類葉牡丹」のとおり葉の形がボタンに似ています。
花の形がなんとも可愛いですね。


マムシグサの夫婦です。
左に雌株、右に雄株、偶然か仲良く並んでいました。

 
雄株と雌株の見分け方は、総ほうの下に穴があいているかどうかを見ます。
これには受粉のためのマムシグサノの巧妙な作戦があります。
右画像のとおり、雄株には昆虫がとおり抜けられる穴があいています。
雄株に入った昆虫は花粉をいっぱいつけて穴から外に出ていきます。
左画像が雌花ですが、入った昆虫は穴が小さくなかなか外へ抜けられません。
もがいている間に、昆虫についた花粉がめしべにしっかり付き受粉されます。


黄色のヤマブキソウ、紫色のラショウモンカズラ、緑色のマムシグサ、
赤紫色のムラサキケマン、白花のユキザサやニリンソウなど、見入ってしまいます。
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