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種から育てる山野草3

2011年07月10日 | 山野草
種から育てる山野草2題




昨年、山草店で購入したヤマユリから種が採れたので、
播種法を調べてみると、ヤマユリは2年かけて発芽するとありました。
高温に遭遇して地下発芽し、その後、低温に遭遇 して地上に芽が出るのだそうです。
そこで、湿らせたバーミキューライトに包んだ種の置き場所を次のように変えてみました。
11月19日:採種、11月21日:冷蔵庫(冬条件)、1月13日室内物置(春条件)
2月1日:リビング(夏条件)、3月1日:冷蔵庫(冬条件)、3月20日:播種
このようにしたところ、6月5日から発芽が見られ、画像のように15株が育っています。
採り播きした鉢や低温湿潤処理した鉢はまだ芽が出ていません。
鉢の購入時は1個の蕾がついた株で1000円でしたが、増やせれば安いものです。




今年は早春からオキナグサにこだわってきました。
5月16日に採種し、同日播種しました。
6月6日から発芽が始まりました。
100粒播いて発芽率は42%で、発芽した株は全部が育っています。
15cm径の鉢にはちょうどいい育苗密度です。
現在、本葉が2枚以上になりましたので移植をしようと思います。
オキナグサはこのように、種からとても簡単によく増えます。
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