信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

イチゴの花が咲きました

2011年05月01日 | 趣味の園芸
畑のいちごが花を咲かせ始めました。
1ヶ月もすると食べられるようになります。




昨年の秋、9月27日に植え付けました。
植え付けた株は、親株から出た蔓のような枝の先にできた新しい株です。
蔓のような枝のことを、ほふく枝とかランナーとかいいます。
イチゴはウイルス病などの病気にかかると収量や品質が極端に悪くなります。
そのときは、病気のない株を買ってきて植え替えたほうがいいのですが、
家庭菜園なので、毎年自分で新しい苗を作って更新しています。
ですから、粒が小さくなり、品種はいつのまにか混ざってしまいました。
家庭でも育てやすい「宝交早生」、「ダナー」、「女峰」など、
たくさんとれて、病気にも強い品種を植えたのですが、今は区別が付きません。



いちごはバラ科ですので、ノバラやリンゴの花に似ています。
花弁は5枚で、色は白が一般的ですが、ピンクもあります。
画像は、真ん中が蕾で、右が開花、左は花弁が散り実が膨らみ始めています。
イチゴの花をよく見ると、花の真ん中に黄色いめしべが100本以上あります。
その周りに、先が平たく丸いおしべがあります。
イチゴは他花受粉性(近親結婚をしないように)で、虫等によって受粉します。
受粉すると、めしべが出ている床の部分が膨らんできます。
この部分は花托(かたく)と呼ばれる器官です。
食べる部分は「果実」でなく、このふくらんだ花托なのです。
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