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種から育てたユウスゲ

2020年07月18日 | 実生

軽井沢町植物園でいただいた種子から育てたユウスゲ、初めての花です。
ユウスゲはススキノキ科ワスレグサ属、清楚なレモン色の花を咲かせました。


種子をまいてから50日ほど、順調に伸びましたので移植しました。


庭に植えた2株、すくすくと育ち2年目で花茎を1本伸ばしました。


さっそくキスゲフクレアブラムシがやってきましたので、丁寧につぶしました。
こアブラムシの特徴は、躰全体を覆うロウ質白粉と角状管の形です。


その日に開く蕾の見分けは、先がわずかに割れて中に淡黄色が見える蕾のようです。


その日に開く蕾の見方が分かったので、開花の追跡調査をしてみました。
夕方4時過ぎに開花のきざしが見え、日暮れ頃に開花しました。
花が夕方に開き 、葉がスゲに似ていることからユウスゲの名があるそうです。


早朝4時の花ですが、この日は曇天でまだ暗がりでした。


花弁にしっかりと花粉を付けていますが、受粉を介する昆虫はスズメガだとか。


開花翌日の花の見頃は午前中まで、昼には花弁が透けてきました。


少しずつ花を咲かせていますので、1カ月ほど楽しめそうです。
7月1日の1番花は果実が大きくなり、稔りが期待できます。

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