そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



GOEMON [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ


すまん。
今になって急にこんなのを観てしまった。
急に観たくなったのは、監督の元嫁が活動休止を発表したことと関係あるのかもしれん。
とにかく突然、今まで観ていなかったこれが観たくなったのだから仕方ない。
キリヤの元嫁のウタダが関係あるのだろうか。
とにかく観てしまったのだ。

素晴らしい。
意外にもたいへん面白かった。
そもそも僕はこの監督の映画が好きなのだろう。
前作「キャシャーン」もたいへん楽しんだクチだ。
今回は前作以上に楽しかった。
この力の入り具合、たまらない。
なぜそこまで力を入れるのか。
むやみやたらと全カットに力が入っていて、思わず観ているこちらも手に汗握る。
全カットにキリヤの美的こだわりが散りばめられていて、吐きそうだ。
そんな映画を越えた理解不能の領域に僕らを連れて行ってくれるキリヤ。
大好きだ。

この監督の映画は、始まってほんのわずかで「これって映画じゃないんだな」と妙に納得させてくれるから良い。
映画じゃないんだから、映画的な巧拙なんて通用しないわけだ。
もうやりたい放題だ。
力入りまくりだ。
物理法則なんて無視だ。
大好きだキリヤ。

星3つ。★★★

大好きだキリヤ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )