そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 (限定クリアパーツ付き) (機動戦士ガンダム)

バンダイ


これだ。
これなのだ。
これの持つ魔力。
抗いがたい。

思えばあれは小学校5年生の冬だったと思う。

岐阜県に住む小学生だった僕は、修学旅行先の京都・奈良から岐阜に帰る途中、観光バスの車内でそれを見たのだ。
友人たちが「見たい見たい」と騒ぎだし、バスガイドさんと先生の恩情により観光バスの車内テレビに映し出されたのが、のちに名作アニメとされる「機動戦士ガンダム」の最終回だった。
調べたら1980年1月26日のことだったらしい。
鮮明に覚えている。
僕はいきなり最終回からガンダムを見たのだ。

その後全国的なガンプラブームが来た。
僕は小6の夏に千葉に引っ越してきたが、千葉そごうデパートでガンプラを求めた子供たちがエスカレーターで将棋倒しになり、子供1名が死ぬ事故が起きた。
鮮明に覚えている。
当時の子供たちにとってガンプラはそのぐらい死にものぐるいで手に入れるべきものだったのだ。
僕は当時1/144スケールの「ザク」と「ジム」だけが買えた。

あれから30年。
僕の中に再びガンプラ熱が発生しかかっている。

ああ、買ってしまうのだろうか。
買ってしまいそうだ。
それも一気にぜんぶオトナ買い。

そこには魔物が潜んでいるのだ。

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