そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



のだめカンタービレ (1)

講談社


ついに買ってしまった「のだめカンタービレ」だ。
18巻まとめてオトナ買いだ。
昨今のクラシックブームの火付け役。
もうクラシック歴10年になる僕は、このマンガをドラマやアニメも含めてあえて敬遠していたのだが(というか半分バカにして無視していたのだが)そんなに面白いというのならいい加減読んでやろうと思い立ったのだ。

で、ブームに遅れること1年ぐらいか。
今さら、読んだ。
18巻だからエラク時間かかったぞ。
おかげで寝不足だ。
だが、面白かった。
実に悔しい。
しかし、まだ完結してないでやんの。
「20世紀少年」と同じ過ちをまた繰り返してしまった。
早く、完結してスッキリさせてくれ。

なるほど、映像化というか音声化に向いたマンガだ。
ドラマやアニメで人気が出たのもうなずける。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だとか、ブラームスの交響曲第1番だとか、平均律クラヴィーアだとか、超絶技巧練習曲だとか言われても、クラシック好きじゃないとチンプンカンプンだもの。
マンガでは音はやはり伝わりきらないからね。

ただし少女漫画なので男が読むといくぶん恥ずかしい。
だがまぁ、クラシックをブームにした功績は偉大だ。
クラシックの入門書のような側面も持っている。
マンガに登場する曲を集めたCDもたくさん売れたらしい。
出てくる曲はどれも名曲。
ハズレなし。
リストの超絶技巧練習曲は個人的に別として。

まぁ、マンガを読んで納得したので、ドラマやアニメまで見ようとは思わないが。

ピアノが弾きたくなった。
実は僕は子供の頃エレクトーンを習っていたので、いくぶんピアノが弾ける(と思う)
調べたら、カシオの電子ピアノが安価な上に質が良さそうだ。
うーむ、38歳にしてピアノなのか?
すぐ飽きるんだろうなぁ。
購入するか考え中。
だが、モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」は弾いてみたい。
あのぐらいなら何とか弾けるかもだ。
難しいけどね、そうとう。

影響受けすぎ?

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