そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





海水魚飼育、面白い。

写真は専用器材の一部。
上にあるのは「ウェーブマスタープロ」という装置。
4つの水流ポンプをランダム運転させて水槽内に複雑な水流を作る装置だ。
この装置のおかげで、水面には複雑な波が立ち、光をキラキラさせて美しい。
昼間は4時間ごとにさざ波、うねり、荒波を繰り返す。
夜間は自然のリーフが夜穏やかになるとの同様、ナイトモードで穏やかな波を8時間続ける設定になっている。
そもそも自然界のリーフには非常に複雑な水流が起きていて、一定の水流ではサンゴは調子を崩しやすい。
なので、こんな装置が必要になるのだ。

下にあるのは、各照明のコンセントに接続したタイマー。
今のところ、6時~19時の間、蛍光灯を点灯。
8時~17時はそこにさらにメタハラ2つが点灯し、真昼の太陽を演出。
つまり、朝6時から8時までは薄い光で早朝っぽくなり、8時から17時は真昼、17時から19時はまた夕方の薄明かりという設定になっている。
その後19~24時はブルーのLEDで水槽を照らし、月明かりを演出。
24時にいったんすべて消えて真っ暗になり、明け方4時~6時でまた月明かり。
そんな設定にしてある。

で、昨日は天気が悪かった。
そして運転中ふと思ったのだ。
南国の島でも天気の悪い日はあるなぁ~と。
ハワイやグアムやタヒチやフィジーも、年がら年中太陽が出ているわけではない。
週に一回ぐらいは曇る日もあるだろう。
うーむ……
となると、光もランダムに制御した方がサンゴのためにはいいのではないか?と思った。
週に一回ぐらいはメタハラ点灯しないとか(雨の日の設定)
さらに週に一回ぐらいはメタハラの点灯時間を減らすとか(半日薄曇りの設定)
ちなみに、NISSOというメーカーからは「ウィークリータイマー」という商品が売られていて、一週間毎日違う設定でランプの点灯時間を制御できるという。

実際、光までランダムにすべきなのだろうか?
ネットで軽く調べてみたが、水流についてはマニアの皆さん誰もが相当苦心しているが、照明時間のランダム化については触れているページが見つからなかった。
どうなのだろう?

うーむ、海水魚飼育、奥が深いぞ。

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