ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

バラノヴィチ図書館へおりづるの旅 3

2019-10-19 |   おりづるの旅
 「平和を守りたいと思った人は折り紙の鶴を作ってみましょう。」と声をかけ、みんなで折り鶴を作りました。
 鶴でなくても折り紙を作ったことのある子は、スムーズに折っていましたが、慣れてない子は遅れがち。でもできる子が手伝ってみんな仲良く完成させることができました。
 担任の先生も折り鶴ができたとき、とても喜んでいました。

 その後、チロ基金支援者の方からの日本のお人形、うちわなどの寄贈もしました。バラノヴィチ図書館の外国文学コーナーの中に日本コーナーを作ってもらえると思います。
 それから、恒例行事になった、参加者の皆さんのお名前を日本語で書いて個々にプレゼントしました。
 他にも「『宇宙』と日本語で書いて!」とお願いされ、みんなの好きなものをリクエストにお応えして日本語で書きました。
 日本語に興味を持ってくれるバラノヴィチっ子が現れたら嬉しいです。
 この図書館では英語講座、中国語講座、スウェーデン語講座など、さまざまな外国語が学べる場にもなっています。
 ベラルーシの図書館は、このような活動をしているところが多いですね。
(日本文化情報センターが入っているミンスク市立第5図書館では、必然的に日本語を教えています。)

 単に本の貸し出しや保管をするだけではなく、市民の気軽なカルチャーセンターとしての役割も担っているところがベラルーシの図書館の進む方向なのでしょうね。
 (そのあたり、日本文化情報センターとしては大いに利用しております。) 
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