ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年12月1日。ウクライナ侵攻から282日目

2022-12-01 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年12月1日。

 今日付でウクライナ副首相に任命されたアレクサンドル・クブラコフ氏がベラルーシの内務大臣イワン・クブラコフ氏の甥であるとネット上で話題となっています。親戚同士で敵味方に分かれてしまったということでしょうか。
 アレクサンドル・クブラコフ氏は自分の親戚にベラルーシの政治家がいることを特に話していませんが、知っている上での任命だと思います。


 ローマ教皇庁(バチカン)の公式ウェブサイトが11月30日午後から夜にかけ、閲覧できない状態となりました。ウクライナの駐バチカン大使は、ロシアによるサイバー攻撃だと非難しています。フランシスコ・ローマ教皇が、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の兵士のうち少数民族のチェチェン人とブリャート人が「最も残虐だ」と述べたことが影響しているのは明らかです。

 
 ロシアのチェリャビンスク砂糖工場へ出稼ぎに来ていた7人の外国人が今週の月曜日出勤すると上司に呼ばれ、職場で召集令状を手渡されました。このうち一人はベラルーシ人です。もちろんベラルーシ国籍を持っている人であり、ロシアの国籍も居住権もありません。
 この工場で以前働いていた外国人の多くは徴兵を怖れてすでに帰国したとのことです。
 ベラルーシ人のアレクサンドルさんは自分の召集令状の画像をSNSに上げて、フェイクニュースではないとしています。上司からは
「ベラルーシ人は外国人なので前線に送られることはない。徴兵に逆らえば解雇する。」
と言われたそうです。また上司は、
「ロシア大統領が国内の外国人を徴兵せよという命令を出している。」
とも言ったそうですが、そんな動員令を出してましたっけ?
 アレクサンドルさんの令状には12月1日午前8時に徴兵センターに出向くこととありました。今日の朝、アレクサンドルさんは実際に徴兵されてしまったのでしょうか・・・。
 
 

この記事についてブログを書く
« 豊橋市民文化会館「世界の子... | トップ | 福祉センターで日本の着物レ... »

ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報」カテゴリの最新記事