マツムシソウ
マツムシソウに来たアブ
他の花とともに咲くマツムシソウ
ずっと生き物と付き合ってきて、「到達点」とも言えるのは「どの生き物だって一生懸命生きている。だから全て尊いんだ」ということです。だから普通の人が眉をひそめるような生き物にも目を向けてきたつもりです。そうであるのに、マツムシソウは他の花と同じように好きかと訊かれたら「はい」という自信がありません。この花の薄紫の色、花の形のゴージャスでありながらエレガントな点、葉との調和、他の花との取り合わせの妙・・・・と考えて行くと、どう考えても不平等なえこひいきをしている自分に気づきます。