山梨県の南西部に早川というところがあります。「中部地方の山里」という感じのところです。金華山でいっしょにシカの調査をしていた友人が自然解説をする会社で働いているので、研究室で新入生歓迎をかねて訪問することにしました。5月中旬で新緑が目にしみるような美しいときでした。地形は急峻で、農業はたいへんだろう土地と見ました。
バスが進むにつれ、川が上流のようすになっていきましたが、「それにしても土砂が多い川だなあ」という印象でした。
通りすがりの観光旅行では見えませんが、それでも水田の多くは放棄され、雑草が生えていますし、人通りも少ないのを見ると、過疎化が進んでいるのがわかります。家の玄関先にお札がありました。「南無妙法蓮華経」とありますから、法華経ですかね。ここの伝統的な生活をかいま見たような気がしました。こうしたことが続けられながら、しかし人が都会に去って行くということが留められなくなっているのだと思います。
バスが進むにつれ、川が上流のようすになっていきましたが、「それにしても土砂が多い川だなあ」という印象でした。
通りすがりの観光旅行では見えませんが、それでも水田の多くは放棄され、雑草が生えていますし、人通りも少ないのを見ると、過疎化が進んでいるのがわかります。家の玄関先にお札がありました。「南無妙法蓮華経」とありますから、法華経ですかね。ここの伝統的な生活をかいま見たような気がしました。こうしたことが続けられながら、しかし人が都会に去って行くということが留められなくなっているのだと思います。