去年、玉川上水のナラ枯れが目立ち気になっていました。水道局はきがあると玉川上水の壁が崩れると信じて伐採しますが、樹木があって土留をしこそすれ、木があるから土壌が崩れるというのはこの分野の常識と真逆です。それはさておき、ナラ枯れになってしまった樹木は伐採せざるを得ません。残しておけばキクイムシはさらに拡大するし、枯れた樹木は枝おれや最終的には唐木の危険があるからです。そうなれば樹冠が失われて下草は強い影響を受けることになります。それで、現状でどのくらいのナラ枯れが起きているかを調べておくことは重要だと思い、花マップの関連の人に声をかけて調べることにしました。
ナラ枯れになると、周りの緑色の樹木の中に茶色く枯れた樹木が目立ちます。これは今年のものですが、去年枯れたものは歯を失って三木と枝だけになっています。
水道局は伐採予定の樹木に赤てーぷを巻いており、これが伐採予定です。
巻尺と測定メジャー、エンビパイプを加工した直径測定用の道具で調査をしました。調べてみると、赤テープ以外にもたくさんのナラ枯れの木がありました。