5月19日
この辺りは上水が本来の機能を続けているわけで、水の管理がより厳格だということでしょう、柵が高いです。そのためにつる植物には好都合なようで、いろいろなつる植物が伸びていました。
オニドコロ、ヤマノイモ、ヘクソカズラ、スイカズラ、テンニンソウなどがありました。
5月19日
玉川上水の砂川方面に行きました。この辺りは水が多く滔々とながれており、小平あたりとは様子がつがいます。小平監視所というところで取水して別の浄水場に送るからです。
これは松中橋で、幅も広く石垣になっています。
少し下流の一番橋です。
この辺りは立川市砂川で、砂川という地名は土地が砂地だということでしょう、実際に玉川上水の工事で多摩川から流した水が吸い込まれて工事が難渋したとされているそうです。子供の頃にラジオで「砂川闘争」という言葉を耳にした記憶もあり、どこか遠くのことだと思っていました。
5月10日の玉川上水
これも白い花。玉川上水にはあちこちにあるのですが、花がある木は少ないと思ってきました。ところが今年はあちこちで見かけます。どういうことが影響するのでしょう。
ガマズミ
一つの花をよく見ると端正でかわいらしいです。
5月10日の玉川上水
5月上旬は白い花が多いと思います。ウツギ、マルバウツギ、ミズキ、スイカズラ、ノイバラなどなど。薄い色の花が好きな傾向があるせいか、アサココに紹介する花も白い花が多くなったみたいで、最近ノカンゾウとナワシロイチゴを送ったら編集者から「色があっていいですね」と返事が来ました。
その白い花の中でもエゴノキは花の数が多く、玉川上水にはこの木が多いのでこの時期を代表すると言えます。
エゴノキ
5月3日の玉川上水
ミズキは枝が１か所から出てテーブル状に張り出し、それが何段にもなるので、遠くからでもすぐにわかります。花ごよみの記録を取るようになってわかったのはミズキは牡蠣が短いということで、週一くらいの頻度だとヘタをすると蕾を見て、次は終わっているということになりかねません。
ミズキ
