松尾睦のブログです。個人や組織の学習、書籍、映画ならびに聖書の言葉などについて書いています。
ラーニング・ラボ
振り返り
先日、吉田都さんがNHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」に登場していた。吉田都さんは、ご存知のように、英国ロイヤルバレエ団でプリンパルを務めた世界的バレリーナ。
吉田さんのインタビューの中で印象に残ったのは、公演が終わった後、その日の踊りを初めから終わりまで思い出して「振り返る」とおっしゃっていたこと。「身体の向きをこうしておけばよかった」など細部にわたり修正をかけて、次の舞台に臨む。
学習論において「内省」「リフレクション」「振り返り」が重要であると言われているが、吉田さんの話を聞いて「そこまで振り返るのか!」と驚いた。それができるのは、彼女の中に明確な形で「理想の踊り」があって、日々その基準に近づける努力をしているからだろう。
30代で引退する人が多いというバレエの世界。42歳で世界の最前線で活躍し、成長することを目指している吉田さんを突き動かすのは何か。当初は、体格的に優れている欧米人に「負けてたまるか」という反骨心だったようだ。しかし、たぶん今は違うのではないか。自分に与えられた「使命感」のようなものがドライバーになっているような気がした。
出所:NHKプロフェッショナル・仕事の流儀(2008.6.3日放映)
吉田さんのインタビューの中で印象に残ったのは、公演が終わった後、その日の踊りを初めから終わりまで思い出して「振り返る」とおっしゃっていたこと。「身体の向きをこうしておけばよかった」など細部にわたり修正をかけて、次の舞台に臨む。
学習論において「内省」「リフレクション」「振り返り」が重要であると言われているが、吉田さんの話を聞いて「そこまで振り返るのか!」と驚いた。それができるのは、彼女の中に明確な形で「理想の踊り」があって、日々その基準に近づける努力をしているからだろう。
30代で引退する人が多いというバレエの世界。42歳で世界の最前線で活躍し、成長することを目指している吉田さんを突き動かすのは何か。当初は、体格的に優れている欧米人に「負けてたまるか」という反骨心だったようだ。しかし、たぶん今は違うのではないか。自分に与えられた「使命感」のようなものがドライバーになっているような気がした。
出所:NHKプロフェッショナル・仕事の流儀(2008.6.3日放映)
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