著述家のナンシー・デュアルテさんは、エッセイの中で次のように語っている。
「誰かにメッセージを伝えようとする時は、むしろ、相手の話によく耳を傾けることが大切なのだ。自分の話を聞いてもらえていると感じた相手は、あなたのメッセージを受け入れてくれるようになる」(p. 96)
当たり前のようだが、この言葉は響いた。
なぜなら、何かを伝えようとするとき、「伝えること」に注力しすぎて、相手の話しを聴いていないことが多いからだ。
「伝える」ために「聴く」ことが大事だと、改めて思った。
出所:ナンシー・デュアルテ「共感力が人を動かす」ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー2021年3月号, 96-98.