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『チェ 28歳の革命』(映画メモ)


『チェ 28歳の革命』(2008年、スティーヴン・ソダーバーグ監督)

キューバ革命のカリスマ司令官チェ・ゲバラの物語。ドキュメンタリータッチで描かれており、革命の様子やゲバラのキャラクターがわかった。

アルゼンチン出身で、医師でもあるゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、ジェントルマンで理想主義。テレビ番組の司会から「革命家の資質とは?」と問われ、つぎのように答えている。

「愛だ。真の革命家は偉大なる愛によって導かれる。人間への愛、正義への愛、真実への愛」

ゲリラ軍の兵士を採用するときにも、読み書きができることが条件で、戦いの最中も兵士に勉強させるゲバラ。略奪行為はもちろんご法度。住民と会えば、必ずあいさつし、握手し、名前を聞くという紳士ぶり。

戦場では常に兵士とともに戦うため、カストロから「前線に身を置くのをやめろ」と言われてしまう。

結局、39歳で亡くなることになるゲバラを見ていて、アフガニスタンのマスード司令官を思い出した。

知的な軍人は早く亡くなってしまう運命なのかもしれない。



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まっすぐな人には闇の中にも光が昇る

まっすぐな人には闇の中にも光が昇る
(詩編112章4節)

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打倒トヨタ

トヨタ生産方式のコンサルタントである若松義人氏は、著書の中で、次のように述べている。

「トヨタが新しい工場をつくるとき、工場の立ち上げに参加する人はもちろんこれまでの工場のノウハウは十分に活用するものの、内心では「打倒トヨタ」という気持ちを持っている。つまりこれまでのトヨタの工場になかったもの、もっといいものをつくるという気持ちだ。それが知恵を呼び、すばらしい工場を生むことになる」(p.194)

この考え方は個人の学びにおいても重要だ。

人はどうしても、自分のスタイルややり方を自己模倣(田澤耕『ガウディ伝』中公新書)しがちだからだ。

この自己模倣から脱却するには「それまでの自分を打倒する」ことがポイントになる、と思った。

出所:若松義人『トヨタ式「改善」の進め方』PHPビジネス新書





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『ジェイソン・ボーン』(映画メモ)


『ジェイソン・ボーン』(2016年、ポール・グリーングラス監督)

『ボーン・アルティメイタム』から9年。すっかりおじさんになってしまったマット・デイモン(オーソン・ウェルズに似てきた)。

「無敵のボーン」+「悪いCIA幹部」+「殺し屋との死闘」+「ボーンファンになるCIAの女性」+「カーチェイス」という勝利の方程式を忠実に守った作品である。

「また同じような作品を作っているな」と思っていたところ、CIA長官(トミー・リー・ジョーンズ)との会話がよかった。

ボーン:俺は別の生き方を探す

CIA長官:満足は得られんよ。本当の自分を受け入れるまで。

これは深い。

自分らしさ(authenticity)」を大事にすることが、満足のいく人生につながる。しかし、それがなかなか難しい。

哲学的なセリフがあると、映画が締まるな、と思った。





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『風の歌を聴け』(読書メモ)

村上春樹『風の歌を聴け』講談社文庫

あまり期待していなかったが、なかなかよかった。

村上春樹のデビュー作であり、『ノルウェイの森』の原型のような小説。

大学生の「僕」は、実家に帰省している夏、友人「」と「4本指の女の子」に出会い、物語が進展する。

なんていうことはないストーリーなのだが、質感がよく、心にしみる作品である。

少し切ないエンディングが、映画「ラ・ラ・ランド」に似ているような気がした。








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心は燃えても、肉体は弱い

心は燃えても、肉体は弱い
(マルコによる福音書14章38節)

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自分への思いやり(セルフ・コンパッション)

ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス2019年5月号のテーマは「セルフ・コンパッション」。つまり「自分への思いやり」である。

自分に厳しい日本人は「自分を甘やかしてどうする!」と考えがちである。

しかし、自分に厳しいばかりでは「マイナス思考」や「自己不信」に陥り「自分らしく」行動できなくなる、とカリフォルニア大学のセリーナ・チェン教授は言う。

なるほどなと思った。

チェン教授によれば、自分自身に思いやり、理解や寛容さを示すと(つまりセルフ・コンパッションを高めると)、他人に思いやりを持って接することができるようになる。そして、他者への思いやりは自分自身に対する思いやりを深めることにつながり「思いやりの好循環」が生まれるらしい。

これは大事である。

自分に厳しい人は、他者にも厳しく、その結果として、職場がピリピリとした雰囲気になることもあるからだ。

自分のあたりまえを批判的に問い、自分を変えていく「クリティカル・リフレクション」と、自分にやさしく、自分らしく生きようとする「セルフ・コンパッション」のバランスをとることが必要だと感じた。

出所:セリーナ・チェン(辻仁子訳)『セルフ・コンパッションは自分とチームを成長させる』ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス2019年5月号, p. 28-36.
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『ボーン・アルティメイタム』(映画メモ)

『ボーン・アルティメイタム』(2007年、ポール・グリーングラス監督)

ボーンシリーズ第2弾の「ボーン・スプレマシー」がイマイチだったので、第3弾の「ボーン・アルティメイタム」を観た(両方とも2度目だが、内容は忘れているので問題なし)。

結局、ボーン・シリーズに内容を求めるのは諦め、ハラハラドキドキを楽しんだ。

やたらに強いボーンの活躍もスカッとするが、腐敗したCAI幹部連中が捕まっていくのも痛快である(本当かよ、って感じだが)。

「エッ?」と思わせるエンディングも良い

なお、本シリーズの音楽も好きなのだが、歌詞を見たらしょうもない内容で、この映画にぴったりだと思った。





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『花だより』(読書メモ)

高田郁『花だより』ハルキ文庫

「みをつくし料理帖」シリーズの特別巻であり、4つの短編が収められている。

最も良かったのは、「涼風あり:その名は岡太夫」。

御膳奉行の小野寺数馬に嫁いだ乙緒(いつを)は、「笑わぬ姫君」「能面」とあだ名される変わり者。

夫に愛されていないと感じる妻と、愛を表現できない不器用な夫

数馬の元カノである澪(みをつくしの主人公)の存在を知った乙緒の揺れ動く心と、愛されたいと願う気持ちが伝わってきて、切なくなる。

言葉はなくとも通じ合える。とても日本的で、美しい作品である。
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造られた者が、造った者に言いうるのか

造られた者が、造った者に言いうるのか
(イザヤ書29章16節)

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