駄目

相撲とか野球とかずっと動き続ける、つまりずっと見てないといけないのじゃないスポーツ、つまりダラダラと同じ画面が長く続くものを飽かず見ているのが好きな者です。気が向けば（許されれば）ＢＳで1時から途中ＮＨＫにかえて結びまでダラダラ見てます、平気です。相撲のあの仕切りの長さを嫌がる向きは多いのですが、その由来（神事だったとか云々）はさて措いて、慣れるとあの長さがいいんだなと思うようになるわけです。実際の取り組みは数秒です、仕切りが3分から5分でしょう、確かに退屈でしょうが、そう思わなくなるから不思議です。で、白鵬。大鵬の記録を抜いてから結構に横着が目立ってますが、昨日リアルタイムで見ました、ダメ押してやつを。勝負決まってから胸を押すとか土俵から振り落とすとかを言うのですが、昨日のは張り手と言う名の「しばき」でした。寄り切った後に右手で左頬をバチーン！でした。その後にさらにオラオラ！風にぐりぐりやってました。解説の栃東と舞の海もいけませんとたしなめてましたが、確かにああいうの見るのは嫌な思いになりますが、お前、もうちょっとしっかり取れ！というはたきだったんじゃないんでしょうかね。逸ノ城最近ダメですからね。でも、またこれでもかと叩かれますね。確信犯ですね、もはや。

勘違

男の高三生による強殺事件（物盗りの様相ではあるようですが）、もう聞く方も驚きませんね。もちろん隣のオヤジが殺されたとか、本人を知っているという近場の事件なら感想も違うのでしょうが。驚くということなら、感電事故の方ですか。動物よけの電気柵に触って、助けに行った人達が次々に感電したということらしいです。コントや吉本の舞台であるような場面を思い浮かべますが、死んだのが二人とも40代の男でしょう？父親なれば仕方ないことですが、人が死ぬほどの電流だったんですねとの感心です。水辺での事故だったそうですから感電し易い環境でもあったのでしょうね。日本中が暑くなって37℃の38℃のとランキングして、熱中症が何人と煽るばかり。あれはよく聞くと熱中症の疑いで救急搬入された人数だそうで、救急隊がそう思えばカウントされるものらしく、本物の熱中症は何十分の一でしょうよ。もっともこの時期、暑い中にいて気分が悪くなった者には取り敢えず熱中症と告げて点滴すれば事が済みますから、現場の医者に聞いても同じように言いましょうが、救急隊に搬入数を聞く方が記者にとれば簡単なんですね、きっと電話一本で済むんですよ。病院ではそうはいきませんから（おそらく教えてくれません）。1人死亡、しかも40代の男性と発表されて、後で別疾患による死亡だったと訂正テロップが流れてましたね。何よりの証拠でした。救急隊の想像の数字ですよあれは。誰も彼も熱中症や脱水症になる筈もありません。私達が若い頃にこんなこと言われてましたか？もちろん熱中症という名称自体がなかったこともあるのでしょうが、日射病ってのは歴としてありましたし。運動会で倒れてましたか？世の中が過保護幼稚になって来ている証拠でもありましょう。
　今朝の毎日新聞の囲みコラム「風知草」にこうあります。内外世論が安倍さんを訝る理由は二つだ。一つは安倍さんは満州事変の侵略性を否認する言動（いつ誰が言ったんでしょうね、えらく具体的な指摘ですが）などから、表向き平和を唱えるが、本当は無反省な軍国主義者だという不信をかき立てていること、二つ目は政権批判に対する政権側からの口汚い反撃だ、と。コラムには日清日露戦争は侵略ではないが、満州事変は明らかな侵略だという解釈を披露してます。侵略を談話に入れるか入れぬかで、相変わらず一言一句に拘り掣肘する向きがうるさいことですが（今朝のＮＨＫの解説委員達だけの討論会でも見事にこればかりです、ま、こういうメンツでは仕方のないことですが）、政権とその支持者が日本無謬説に凝り固まっていると非難しています。戦争に負けたのです、勝者の理屈（日本だけが悪者論）を受け入れるしかなかったのです、それが戦後レジームなのですが、それをいいことに無茶を言い行動に移してくる中国に、その後ろで知らぬ顔している戦勝国達に立ち向かおうとする意気込みこそが本質の筈です。ポツダム宣言がどうのこうの（サンフランシスコ講和条約で失効です）、ヤルタ会談がどうの、対ファッショ戦勝記念という明らかに日本を的にした中国の無体、日本が負けたのは中共ではないです蒋介石です、そこから間違いですが、それに対抗しようとする意図です。侵略とは何か、あれは侵略行為なのか否かと言う瑣末にいつまでも拘ってジクジクと言いたてるだけ。口汚い反撃云々は、あのバカどもの放言を指してます、あれは論外です確かに。が、あんなことで安倍さんの意図がくじかれる筈もないことです。平和国家であるために。こう見出しを打ってのコラムですが、安倍さんの意図するところはまさにここでしょうに。自衛隊員を殺すな。若者を戦場に送るな。戦争する国になるな。そんなことする筈がないじゃないですか。地球の裏側にまで自衛隊員を送る？バカな。戦争しないために構えるんでしょうに。

反対

白紙撤回を表明したらしたで、五輪招致の際のプレゼンテーションの場面を殊更に流して皮肉るのがマスコミです。普段英語を話さない日本人特有の大仰なイントネーションで安倍さんがニコニコしながら大風呂敷広げてます、見たことのないような stadium でみなさんをご招待すると。国際公約をこんなに簡単に反故にできるんなら、原発処理についても安保法制についてもできませんと白紙撤回しなさいよとＴＢＳの朝番組で左巻きさん達が嫌味言ってます。競技場の建設予定を変更するしないなんてのは国際公約違反どころかＩＯＣも金満開催を抑制は歓迎するのだと、おなじＴＢＳの昼番組、ここが先頭切って非難反対（というか殆ど罵倒系です）してたんですが、そこに訳知りさんが何度も出てきて内幕暴露してました。都合悪くなったら変更すればいいんだと。森さんのあの物言いでわかったように、あの年代のおっさん達は箱モノ大好きなんですわ。「国の威信」が全てを薙ぎ払ってきたのです、いくらかかろうと国の事業だと言えば皆黙ったのです。いえ、それが公共事業となって一番の景気浮揚策になってた時代だったのです、土建屋業界にたっぷり金が落ちた。その見返りでがっぽり袖の下得てきた連中なのです。平気でしょう？で、あっさり引っ込める。安倍さんに言われたんじゃぁ退くしかないのです、そういうヒエラルキーに生きてきた人ですから（もっとも森さんはもう議員様じゃないですけど）。ラグビーを悪者にするな、不愉快だ。これも言い訳です。上手く行ってれば行ったで、さすが森さん！と崇め奉られるわけですからね、ラグビー業界から。二言目には税金の無駄遣い、血税血税と叫ぶ。都合のいい時にだけ血税と大声を出す、連中の常套です。安全で便利な日常社会生活の為の、国際的な地位を保つための資金となるのが税金です、まるであなただけが負担しているような言い方はよしなさい。あなたも血を吐きながら金払ってるのではないでしょう、年貢米を搾り取られる小作農になったような被害者意識はよしなさい。もっともそれがマルキシズムの基本、階級闘争を是とする心根ですけれど。2520億円の捻出に選手育成費から多くを回すなんて計画に目くじら立てる。福島の復興費用と比べて示す（０が二つ違います、福島の方が少ないです）、今までの五輪のメイン会場の建設費と比べて見せる。ＴＢＳの昼番組でコメンテイターが口滑らせて北京は7000億使ったと言ってましたよ、皆黙殺してましたが。撤回して見せたら見せたで、やれガス抜きの、支持率稼ぎのと揶揄する。岡田さんは遅すぎるとかなんちゃら文句言うてる、すっかり反対の為の反対する党になり下がってしまいました。対案の一つも示さ（せ）ないのですから。安保法制の強硬採決騒ぎも国会の論議を連中が自らああ言えばこう言うの逐語的な枝葉末葉的瑣末な議論に持ち込んだ末のことです。噛み合わぬ論議した、論議を噛み合わせようとしなかったのは野党の方ですから。何でもかんでも他人の所為。今朝のＴＢＳ番組でも左巻き連中の共通点は全て他人の所為にする所です、発言している俺様（女もいました）の意見が正しいのだ、国民に理解させようとしないのが悪い、民主主義に悖る、国民をバカにしていると大上段です。議会民主主義の国なんでしょうに日本は。直接民主主義の国じゃないのですよ。だから議員がいるんでしょう。姜さんが諄々と説くが如く話して（煽って）ましたよ、60日ルールを狙っているなんて言われて、参院が虚仮にされてることに気づいているか？良識の府たる参院の議員達よ、党議拘束を外して自らの信念で論議せよと。おいおい、俺様こそが良心だみたいな顔しなさんな。それを思い上がり、傲慢と言うのですよ。朝日新聞も、ＴＢＳもＡＢＣも他の意見に聞く耳持たぬ独善そのままです。小さいことには概論一般論で、大きな話には瑣末な具体論で話をすり替えすり替え押しつけるばかりです。とにかく目の前に提示された物事（自民党案）には反対する。国民をバカにしているのはどちらでしょうかね。

白紙

来るぞ来るぞとさんざ脅かして当地では行政主催の公式行事を早々に中止して大事を待っていたことでしたが、二度三度と重なる空振り、しかし関西は大変な被害で。夜中の新快速が4時間立往生したって、どうしたの？山の中じゃないでしょうに、早々に「救助」すればいいじゃないの。山崎ってのはあのサントリーのウイスキー工場のあるところ、高槻と京都の間です、4時間も電車の中で？満員だったそうですよ、まぁ皆辛抱のいいことで。これが日本人ですねぇ、改めて感心します。ところで、ＴＶの解説が当然の如く言うのです、中四国縦断したって。新聞にもこの記載です。室戸岬から高松、倉敷に再び上がって鳥取に抜ける、これ縦断ですか？横断じゃなくて？日本縦断、とはよく言いますが、これは長軸に沿っての道行ですよね。中国地方の縦断と言えば山口広島岡山（島根鳥取）兵庫と進む東西方向ですよね、違いますか。あれは横断です。短軸沿いですから。アメリカ横断とはロッキー山脈越えの東西方向ですね。これも短軸沿い（長軸はアラスカからメキシコに連なる軸です）。ですよねぇ。
　何日か前に書きましたが、内閣支持率狙いだったかどうかは措いても、新国立競技場の白紙撤回、ワイドショーがさんざ叩いて、どの識者たちもひっくり返せるのは安倍さんしかいない、つまりそれだけ森さんの重しは大きいというわけでしたが、溜めて溜めての末の決定です。ケレン味たっぷりです。振り回されたラグビー。最後に森氏と政治決着。相談なき朝令暮改、これは都知事の憤りだそうです。この決定に都知事が呼ばれなかったからです。事前の根回しもなかったそうです。いいえ、舛添さんも500億円出せと文科相に言われてそんなもん出せない！と怒って見せながら次の会合では2520億円をあっさり呑んで、あの豹変は何だったの？でしたから、森さんと繋がってたと見られてもしたかないですわね。さてどうなりましょうか。

討論

衆院の採決中継を見ました。採決前の討論（こう書くのだと思いますが）という儀式があって、自公が賛成論、他が反対論をぶちます、岡田さんがヒステリックに、志位さんが頻りに安倍さんを指差しながら非難します。それが済むと民主党議員が退席する。その後維新の会の提出した対案が否決されると今度は維新の会の連中が退出する。自公が残り（民主党の川端さんとか他の誰々が退出しなかったそうですが）賛成多数で議決。集団的自衛権にかかる法案が通過しました。新聞ははっきりと色分けされます、産経、読売が是、朝日、毎日は口を極めて非難、日経も否です。それぞれに有識者専門家のコメントを載せてますが、どちらもガリガリの保守、コテコテの左巻きの言です、ディベート合戦しているようなもんです。賛成論を述べよ、それに反論せよ。反対する連中の集会がいくつも放映されますが、国民は納得していないとか自衛隊のリスクは高い、若いものを戦場に送るなという極論の感情論ばかりです。かたやで安倍さんは国民の安全と財産を守るためには絶対必要な法制だと繰り返します。凡百のコメンテイター達が溜息つきながら嘆いて見せるように最後まで噛み合ってません。でもこれが予定調和でしょう？噛み合わせて勝負できないですから。噛み合わせないようにしてるんですから。安倍さんの抽象論の勝ちですから。国を守るとはどういうことか。自衛隊員を殺すな死なすなと大声出しながら、戦争をしようとしているのではないという返答は無視します。噛み合わせないのはどちらだ？こうやって決まっていくんです。ワイマール憲法を骨抜きにしたヒトラーを例に出し、戦前戦中の天皇を戴いた全体主義批判を蒸し返しの反論ですが、極論叫んで他を聞く耳持たぬ態度じゃ、数で押し切られるのがオチですから。

決意

民意畏れぬ数頼み。毎日新聞の見出しです。民意、つまり世論調査の結果や、国会での審議不十分差を指しての咎めです、ＮＨＫの朝番組でも国民はもやもやしてると表現してます。どうして急ぐのか？もう事態は切迫しているからです、そして今こそが日本を縛っている不自由を解く秋なのです、安倍さんの歴史上の役割なのです。確かに戦後の高度成長を裏支えしてきた体制ではありましたが、パクスアメリカーナに陰りが見えて、大覇権国家に変化した中国や狂犬じみた北朝鮮に相対する要に迫られてる今こそが守りを整えて、これも安倍さんがよく言う抑止力を高める時なのです。急いでいるように見えましょうが、それはあちこちからの反対の声だけが大きく聞こえる（大きく報道している）印象であって、それは放映されてる昨日の衆院委員会の強硬採決のシーンを見るとさらに明らかになります。あのプラカードの品のなさ、知性のなさよです。そして目に余るは辻本さんのパフォーマンスです。カメラに写る位置をきちんと取って、お願いお願いなんて揉み手して見せてます、よく見て下さい、ひょいと視線外して真顔になってカメラの位置を確認してますよ、ああ写してるとわかるとすぐに泣き顔に戻して・・この野郎！反対したけれどという言い訳なんですよ所詮は。やれることはやったけれど数には負けた、そう言ったらいいんですから楽ですわね連中も。あれが安倍さんの決意ですわ。今決めてしまわねばまた何年何十年もこのままになってしまう。改憲など夢のまた夢になってしまう。歴史上の使命を感じているのでしょう彼は。全ては予定調和ですよ国会なんて。強硬採決の場面が一番よくわかりますね。

論点

安保法案きょう採決だそうです。論点は出尽くした（与党）と議論は深まってない、国民は理解していない（野党）とはねじれの位置です、噛み合わないように言い合ってる。どちらも真っ当に反論できぬからです。国会のやり取り聞いていると同じことグダグダ繰り返してしてほじくり返してるだけ。微に入り細を穿って、こういう時はどうだ？こうなれば？と明らかに時間稼ぎの態。今法案の想定敵国は中国だと言えないことをどっちもわかってるからの予定調和なのです。ホルムズ海峡じゃないんです、南シナ海なんです、尖閣諸島なんです、当然です。でもわざと知らん顔して地球の裏側まで自衛隊員送るのか？！なんて与太言ってる。尖閣ですわ、沖縄ですわ問題は。安倍さんここで引っ込めるわけにはいきません、千載一遇の機とはこのことですから。ここで何とか端緒を開いて、次は正式に改憲です。支持率？そんなものすぐに回復します。例えば新国立競技場の見直しを指示するとかで。
　冥王星騒ぎ、天体に今も昔も全くトンチンカン野郎の私でもなんだか夢のあることで。時速5万キロのスピードであの人工衛星は飛んでるんだそうです。それが写真を送ってくる。冥王星までどれだけの距離か忘れてますが、そこから伝送する時間はどれだけなんでしょうね、そういう非日常に考えを致すと思考停止しますね。ボーっとする。綺麗な写真ですわまた。技術の進歩ってのは本当にに限りないことですねと、非科学少年（オッサン）の私は再びボーっと止まってます。ところでプルートは喋る犬でしたか。グーフィーがそうでしたか。こっちも止まってますから。

類型

殺人と死体解剖への欲求を満たす為友人を突然襲った快楽殺人、重度の共感性障害、特異な対象への過度の自閉症スペクトラム障害（発達障害）、しかし心神喪失心神耗弱ではない。佐世保の高一女子の友人殺人事件の家裁判決文です。字面はすごいことです。快楽殺人です。未だに殺人欲求は抱き続けているが、反省は見られる。自閉症という病気だけではこういう行為には至らず、環境的な要素の影響している。刑罰による抑止は効果がない、だから医療施設に送る。懲罰より治療だと。猫殺し、その解剖から始まって小学生時分の同級生への毒物混入事件、さらに実母の死亡と、矯正予防の機会が失われてきたこと、それを環境と表現しているそうで、もう一つは他の自閉症例への偏見を助長しないためという配慮もあるそうですこの物言いには。未だに殺人欲求を持ち続けているってのも不気味ですが、こういうヒトなんですね、こういう心なんですこの少女は。再犯の危険は大きいと認めていてだからしっかりと治療しろというわけです。更生矯正させるための少年法です、こいう結論に傾きますが、サイコパスは「治り」ません。治す治さないじゃないことですから。野に放つか否か。厳重な管理下に置くか否か。絶歌でひと儲けした少年Ａとやらも同じでしょうが、こっちはもう放たれてますから。「内面」はわからぬまま。安易な少年法厳罰化に警鐘。新聞見出しです。専門家（精神科医）なれば心の内面がわかるという前提でしょうが、とんでもない。わかるもんですか。あれこれ小難しい単語を並べて類型化してるだけです。こんなのもいる、あんなのもいると言うてるだけです。何もわかってません。つまり治り（せ）ません。だから放すな。と思いますが、違うんでしょうねぇ人権屋さん達には。

地震

台風が三つ並んで、九州四国に大雨が降り、北海道で36℃を超える高温、そして当地今真夜中に地震です。おかしいですよね、普通に考えて。あちこちで火山が火を（水蒸気を）吹き上げてもいて、どうしたの？ですよ。当地（に限らないことでしょう、それぞれにとって住めば都ですから）は気候温暖で火山もなく地震や台風やの災害の少ないいい所じゃと皆思ってるんですが、いえその実は何年か前には大雨で水に浸かりましたし、結構揺れるんです。宮島沖、松山沖が震源のことがよくあって、今回は大分です。南海トラフ地震が本当に起こった日にはその影響は避けられぬのでしょうがそれでもあちこちに比べればと高括ってますからね。でも実際に揺れると気味が悪いです。怖いですね、怖さが湧きあがる感じです。地面が揺れるんですから逃げ場がないという恐怖ですね。改めてそんな解説しなくてもいいのですが、怖いです。天災は被るばかりですけれど、被ったことのない者がグダグダ言うても何も伝わりませぬ、偉そうにせずに素直に怖がっとけなのですが、なんかおかしいですよね最近。天気予報が詳しくなる筈だわ。

深謀

新国立競技場、誰がそんな大金出すのよ？というとてもわかり易い話になってますからワイドショーがせっせと叩きます、しかたなくエライさん達も言い訳始めてます。辻本さん（つまり民主党ですが）が待ってましたとばかりカメラの前で生き生きしてます。この人の性癖ってのは鼻につきますが、それは私の個人的な感想です。安倍さんの答弁は、何度も繰り返して流れます、あんな高価なもの作るな見直せという意見は知っているが、もう戻れない、今更新たにデザインから公募できないその時間がないというものでした。世界に公募しなければいいじゃないの、日本には世界的なデザイナーがいるんでしょうにと突っ込めると思いますが、それともオリンピックの恒例通例としてメインスタンドのデザインは世界中から公募しなければならぬのでしょうか。公募案を没にして自前の代替案を採用するとなると、実行委員会の運営手腕への咎め（誰が？ＩＯＣが）、ひいては日本の恥という考えなんでしょうね。今更退けない。安倍さんはこう言ってるんですから。反対論者達は二言目には負の遺産と言います（レガシーですね、この横文字も最近よく聞きます、負の遺産の意味には使わないのでしょうが）、2520億円だけで済まぬこと、オリンピック後に造るそうな開閉式の屋根代、ラグビーやサッカーの世界大会を行うための基準を満たす為の取り外し式の座席代は別途だそうです、そしてあの建物の事後の維持費。日本中に朽ち晒されている、先の見通しなく造り、案の定維持できなくなった箱モノに懲りないのか。これはこれで説得力があることですが、旧国立競技場も武道館も50年使い続けられてきたのです、あんな東京のど真ん中でまさか朽ち果てはしないでしょう、金食い虫として残りはしましょうが。あんなの造るって決めたのは誰の責任だ？って話になってます、当然ですね俺じゃないと言わなければなりませんから連中。森さんですか。文科相？いいえ、デザインを決めた安藤さんらしいですよＴＶの報道見てると。そして当の本人は逃げてる。文科相が追いかけてます、選定理由を改めて述べよと。どうやら犯人を彼と見定めたようです。逃げれば追います。逃げれば怪しいからです。こういう単純な図柄はマスコミの好餌です。逃げてる相手は関西弁で結構硬派な社会的発言を繰り返している世界的建築家です、相手にとっても不足はないです。どうしてこのデザインを選んだ？でも、今更こんなこと聞いてどうするんですかね。良いと思ったから。だけですよね。こんなに金かかるとは思わなかったし、俺はデザインの選考しただけで工費工程の段取りまでは俺の任じゃないとか。そんなことより、誰もが思うように、今の計画を早く見直せよなんですがね。愚図愚図しているうちに本当に期限切れになりましょう。でも、もちろん森さん達（安倍さんも）はそれを狙ってます。ああだこうだ言を左右しながら本当の期限切れを待つ。かたやで犯人探しさせて目先を外す。今更面倒ですよ、安倍さんの言う通りです。金なら何とかなる。きっとそう思ってるんですから。所詮国の金（税金）ですからね、我が懐は全然傷みません。です。うむ。