柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

同床

2015-07-10 08:24:18 | Weblog
中国株が暴落して、すわ(凡百解説者の好きなフレーズです)終わりの始まりかと浮足立ったところ、政府当局が大介入したとかで何百円落ちて何百円持ち直して、いいのかそれで?とそれこそ専門家達の稼ぎ時です。ギリシア問題はやはり影響が大きいんだろうとぼんやり思うことですが、TVは観光客の爆買いはどうなる?ってやってました。これも浅ましいことじゃのうと呆れました。そんなに依存してるの?してるんでしょうねぇ。中国のお金持ち様方~。こうやってその昔、ヨーロッパ人達に団体旅行してくる日本人は蔑まれていたんでしょうねぇ。ゾッとしますね。しませんか?
 ウクライナ問題でG8から外されて、ギリシアがEUから外れたらこっちに引き込んでやろうかと(引き込んでもあの借金だらけの国はお荷物以外に価値があるのでしょうか)駆け引きの材料がぶら下がって、一方でBRICSと結束を見せる。新聞には中露新秩序形成狙いと見出しです。プーチンのあの核兵器発言も何もかもパクスアメリカーナへの対抗です、米ソ冷戦、二大勢力への回帰狙いです、素人目にも明らかです。オバマの弱気が中国をのさばらせて、AIIBにイギリスが参加表明までする。秩序の変換が本当に起こるのかと煽る筋もあるのでしょうが、こういう株式操作に至るまでの全面的な国家介入の態を見るとやはり破綻の匂いもしますね。個人投資が80%を超えるってのがどういう不自然なのか上手くわかりませんが、そこにも弱点があるのでしょうし。中露は結束できるのでしょうかそれとも同床異夢ってやつなのでしょうか。
 
コメント
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