柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

文化

2015-07-24 08:25:25 | Weblog
鶴見俊輔氏の死亡記事です。この人の著作を読んでませんから偉そうに言えませんが、名だたる左翼さんマルキシストです、そういうことは私でも知ってます。戦後のマルクス主義の進歩的文化人を挙げよという問題があったら、この人の名を外すときっと減点される、そういう対象です、丸山真男、加藤周一、大内兵衛、大江健三郎等が解答のうちの。結構行動派の人という印象です、御簾の奥で御託宣出しているのではなく。で、新聞の扱いが面白いですよ、さすがに朝日、これでもかと紙面を割いてます。一面から大きく、です。対極の産経では一行もありません、漫才師や誰?という業界人の死亡記事まで載る欄にありません。いえ、今朝載ってないだけで、明日には大きく載るのかもしれませんが。毎日にもそうです。慶応ラグビーの一時代を作った上田昭夫さんの記事はどの新聞も大きく採り上げてますからこの扱いの差は歴然です。この色の違いこそが面白いと思うわけで、知ったかぶりで囃し立ててるだけとは言え、戦後の思想界というか政治の世界の色づけに大きく寄与した人という認識はあります。合掌。
 訂正します。昨日森さんの発言で、大きなキャデラックがやって来て、と書きましたが、後で再び流れる映像見るに車はセンチュリー(国産車)でした。センチュリーに乗せられて途中でパンクしてラグビーだけが降ろされた、という内容でした。訂正します(含意には影響ないことですが)。
コメント
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