柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

決意

2015-07-16 08:23:50 | Weblog
民意畏れぬ数頼み。毎日新聞の見出しです。民意、つまり世論調査の結果や、国会での審議不十分差を指しての咎めです、NHKの朝番組でも国民はもやもやしてると表現してます。どうして急ぐのか?もう事態は切迫しているからです、そして今こそが日本を縛っている不自由を解く秋なのです、安倍さんの歴史上の役割なのです。確かに戦後の高度成長を裏支えしてきた体制ではありましたが、パクスアメリカーナに陰りが見えて、大覇権国家に変化した中国や狂犬じみた北朝鮮に相対する要に迫られてる今こそが守りを整えて、これも安倍さんがよく言う抑止力を高める時なのです。急いでいるように見えましょうが、それはあちこちからの反対の声だけが大きく聞こえる(大きく報道している)印象であって、それは放映されてる昨日の衆院委員会の強硬採決のシーンを見るとさらに明らかになります。あのプラカードの品のなさ、知性のなさよです。そして目に余るは辻本さんのパフォーマンスです。カメラに写る位置をきちんと取って、お願いお願いなんて揉み手して見せてます、よく見て下さい、ひょいと視線外して真顔になってカメラの位置を確認してますよ、ああ写してるとわかるとすぐに泣き顔に戻して・・この野郎!反対したけれどという言い訳なんですよ所詮は。やれることはやったけれど数には負けた、そう言ったらいいんですから楽ですわね連中も。あれが安倍さんの決意ですわ。今決めてしまわねばまた何年何十年もこのままになってしまう。改憲など夢のまた夢になってしまう。歴史上の使命を感じているのでしょう彼は。全ては予定調和ですよ国会なんて。強硬採決の場面が一番よくわかりますね。
コメント
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