柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

運命

2015-07-09 08:20:52 | Weblog
妻にかまってほしかった、んだそうです。絶歌、否、絶句ですね。こいつが一番の子供だったという、こんな評価したところで何にもならないことですが、こういう時の常です、個人的非難をわざと避ける、なんでもかんでも他人の所為、体制の所為、国の所為とする左翼思想です、単身赴任によるストレスが関与しているのだろうと勤務先や家族に聴取する、んだそうです。こんなバカ事件に対してまで加害者の人権ですか。こんなに幼稚な社会なんですよ今の日本は。がっかりします。
 岩手の中二生自殺事件、暴かれます、晒されます。両親は離婚していて、三人の子供だかでこの長男だけが父親についていて、妹二人は母親と別の所に住んでいる、TVにのこのこと母親がインタビューに応えて出てました。離れたく(放したく)なかったんだけどこの子が自発的に父親についていたんだとか。ううむ。そして担任とやり取りする何とかノートがすっかり晒されてます(あんなに全部見せていいの?個人情報云々はどうなってるの?)。そういえば私が中学時代にもあったですね、連絡ノートのような毎日提出するものでした思い出しました。本人が死にたい(氏にたいとか市にたいとか、ネットの言葉遣いだそうです、そういう表記です)と何度も訴えているのに、担任の赤ペン返信ははぐらかすものばかりというストーリーの晒しです。こんなに晒されて当の担任が平静ではいられぬでしょう、体調壊しているらしいですよ、こういう時は病院に逃げるが一番です、政治家の常套ですが。担任が新学期から代わってして、校長も新任で、聞いてません、で逃げる気ですよ。申し送りがなかった、事態を重要視していなかったのです。もっともどんな事件もこうです、人が死ぬまでは知らぬ存ぜぬですから。責任のぬすくり合い。人が死ぬまで問題化されません、誰も採り上げません。先の新幹線事件もそうです、後出しじゃんけんは誰でも勝てます、リスク管理が不十分だったというつまらぬ結論です。死んだ子は不幸なことでしたが、これも運命ではありましょう。親が学校の所為にする限り、誰も死ぬまで助けてくれないんだよ、可哀想にね。
コメント
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