新幹線事故で巻き添え喰らった女性の死因が気道熱傷だったそうで。これはしんどかったんでしょうねと気の毒に思うことです。のどの火傷(やけど)です、炎や熱風を吸い込んでのどやその奥の気道が火傷して一気に腫れて窒息です、さぞや苦しかったでしょうし、怖かったでしょうと。こういう事故が起こるとTVに呼ばれる専門家が決まってるのが面白いですね。NHKでも他の民放でも同じ顔ばかりが出てます。ISILの時もそう、今次のギリシア騒動でも新聞記事もTVの解説も同じ顔です。危機管理系の有名人(なのでしょう。学会の重鎮なのかどうかは知りませんが)が呼ばれて、したり顔で解説します。学者の常で類型化と結果から遡りの叱責、理想論のオンパレードで、そこまでわかってるならどうして未然に防げなかったんだ?と突っ込みたくなるほどの厚顔です。今回はテロじゃなかったけれど、とまぁ、こういう方向の警告になるとは思いますけど、来年のサミット、そしてオリンピックに向けてどうする?って大上段です。飛行機並みの身体チェックはあの分刻みの運行を維持できなくするという反対論、所詮は性善説に頼るしかないじゃないかという諦め論。昨日ここで書いた私の論も性善説に拠ったものですが、日本人はそれが通用する筈なんですけれどねぇ。そして今日も同じダイヤで同じ構えで新幹線は日本中で走ってます。ここも凄いことですけれど。
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