柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

石頭

2010-08-04 08:19:31 | Weblog
役人さん達のやりそうなことだろうと想像したことでしたが、なんと大臣直々にお達しが出ました、110歳以上の老人は生死確認所在確認しろと。お上に言われなくても日本中の役所で調べてるはずです。これが役人体質そのものですから。で、もう一つこれぞ役人セリフが中国新聞に載ってました、広島市の担当役人の言です、そういう確認作業をすること、家族の説明を信じられないからと言って、例えば病院や施設に問い合わせることには法的根拠がないと。家族が入院していると言えばそこで終わりだというわけです。それ以上の確認作業は人権侵害になるというわけです、プライバシーの侵害でしょう、それを許す法的根拠がないというわけです。先の111歳事件を繰りかえしましょうという居直りです。笑いましたね。四角四面の役人体質は世の中の秩序を保つためには必要なんです、これは十分に認めます。役所仕事にはイライラして融通利かせろっ!!と腹が立つことですが、だから保たれている秩序が厳として存在します。直ぐに法律に照らすところその一つです。そしてきっとどこの役所にも妙に法律に詳しい奴がいる、司法試験に結局受からなかった奴とか。そんなのがうるさいうるさい。一つ一つの細かい事例の結果には詳しいけれど、全体が見えないからただのクレーマー化する。これは世の中の常です、医者になれなかったのがその周辺にうごめく、建築士や栄養士やらの免許をとれなかった者たちがその業界のうるさ方になっている、いわゆる評論家ってやるです。先日書きましたが、虐待児童を守るためには鬼のような親を守る法律を踏み越えてドアを蹴破らねばならぬのです。確認しますからご協力ください、で済むはずです。年金の適正分配のためにとか何とか、理由なら何とでもつきましょうに。プライバシー問題ではなくて、行政処置の問題、税金の適正配分の問題でしょう。年金や他の色々な配布物をいらないと言うならどこにいようと知らないわけです。それこそ死体遺棄の問題だけですから。111歳家族のような妖面な怪奇な好奇なもので終わるわけです。ですよね。役人達の固い頭を改めて見る思いでした。
コメント
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