柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

創作

2010-08-08 07:23:40 | Weblog
甲子園が始まりました(正確に表記すれば高校野球の夏の全国選手権大会ですか)。朝日新聞が主催して、アマチュア野球(精神)を盾にしてイデオロギー喧伝と利権独占にしているなんて批判は昔から聞きます。でも、現場があれだけ盛り上がっていれば(三年間、正確には二年とちょっとですか、をここにだけ賭ける、それも青春だと持ち上げる)、そして昔の精神論を懐かしむ向きが丸刈り連中の個を抑えた全体行動のショーに目を細めていれば、朝日の思う壺状態が続きます。そんなこと誰も考えてないぜ、単純に純粋に高校生の野球を楽しめばいいんだ、子供たちがあそこまで真剣にやっているところを愛しんでやればいいんだ、と流れるに違いないし、事実そうなのですが、そこが連中の思う壺なんですね。これだけ女子野球が世の中に認知されてきているのに高野連は女子の公式戦への出場を許しません、煙草飲酒暴力その他の犯罪行為は一切全体責任です、プロとアマチュアの垣根を徒に高く強固に積み上げます。表の顔は進歩的(改革指向)平和至上主義ですが、その実は斯くの如き全体主義です。個人の権利を声高に要求しながら、かたやでは旧態を破ろうとしない。もっともそれは利権(既得権益)の保持という極めて即物的なカネ儲けの問題ではあるのでしょうが。高野連にどういう手続きで全国からカネが吸い上げられているのか。興味ありませんか?純粋で神聖なる高校球児(これこそ創り上げられた偶像以外何物でもないですが)の後光に隠れて連中何をやってるやら。そういう目で一日中流れている野球中継を眺めるのも一興です。・・んな訳ないですか・・
コメント
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