柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

懐古

2010-08-24 08:12:25 | Weblog
ロッテのガムの宣伝に使われているメロディー、ああ懐かしいのうと口ずさんでいたら、盆に帰っていた娘が「よくTV見ていること」と皮肉るので、何を言うとるか、この曲は狼少年ケンのテーマソングぞと色をなした次第。もっとも娘にすれば何それ?ではあるのですが、TV漫画の創成期、私が小学校の低学年頃、東京オリンピック頃、昭和30年代後半、ずらりと並んだ名作達のなかの一つ、狼少年ケン。ロッテではなくて森永の提供でしたね。ココアが売れ線の時代。メロディーを言葉で書けないのが辛いですが、ボバンババンボン、ビンボバンバボボ、ボバンババンボン、ビンバボン、いつもおいらは泣かない、どこまで続く命、がっちりつかむぜ太陽、嵐はまた来る~、進めよケーン、ジャンプだケーン、走れ狼少年ケン。ちょっと違うかなぁ。記憶のあやふやさはどうにもなりませんが、確かにあのメロディーは狼少年ケンのテーマソングです。そうですよね、あの頃のTV少年少女の皆様方。
 九州新幹線、明年3月に全線開通で、新大阪ー鹿児島を3時間47分だそうです。どこを通すか、どこに駅を作るかですったもんだになるわけですが(在来線の特急がなくなるわけです、それによって廃れる街が必ずできるんです)、鹿児島本線沿いに新幹線が通ります。山陽山陰の如く、九州にも裏表がありますね、日豊本線側がはそのままです、東知事が道路もないと嘆くそのままにしておかれます。もう一つ佐賀長崎方向も懸案なのでしょうが、こちらも後回しです。政治力なんですね結局。鹿児島中央駅と言うんだそうです終着駅が。昔、レベルは低いながら鉄ちゃんの端くれだった者とすれば、西鹿児島という駅名を残してほしかったなと思うし、列車の名前も、さくら、みずほじゃなくてやはりはやぶさ、富士とやって欲しかったなと思うのです。東京-西鹿児島の寝台特急、鹿児島本線を行くはやぶさ、日豊本線を行く富士、憧れましたね。時刻表見ながらポーっとするわけです。寝台特急華やかかりし頃、富士だけが柳井に停車するんです、こっちへの入れ込みも激しかったことでした。さくらといえば長崎です。みずほもそのイメージが強いです。もう一つ長崎からの特急といえばかもめがありました、これは寝台ではなくて真四角のディーゼル車でした、長崎、佐世保ー京都でしたね、当時京都が終点の特急はこれだけでした。見に行って、車両の出入り口の上に掲げてある行き先表示板を見ながらまたまたボーっと思いを馳せるわけです。話が長くなります。鉄ちゃんのみなさん、この命名はいかが思われますか。
 梨元さんの死亡記事です。一時代を画した人がまた早くに亡くなりました。癌の怖さ、告知の是非、そして公表の是非。有名人なれば一般への影響も大きいわけです。どう受け取るか。これは我々に任されたことではあるのですが、否応なく一方的に振りかけられる情報でもあります、ここのところのバランスですね。合掌。
コメント
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