柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

言質

2016-06-27 08:21:38 | Weblog
民進党岡田さんが地元三重で、地元で民進党候補が落ちるようなことになれば、代表はやめる、それが責任だとカメラの前で言ったとどのTV局も報道します。とうとう言った!のニュアンスです。そんなに言質をとるのが嬉しいんですかねぇ。確かに言葉で生きてる連中です、あの時お前はああ言った、そこから論争が始まることが常ですからね、それを抑制するどころか唆してるのがマスコミです。党首にべったり張りつく、ねじの緩い奴に張り付く、暴言失言の類を待つ。岡田さんの今次の「発言」にしても、自分の地元で党の代表としての心意気やら意気込みやらを示すに、ここで候補を落とすようなら代表におめおめおれない、だからどうかよろしくお願いします!と続いた筈ですが、例によっての切り取りですから、代表辞めるとの発言部分だけが流れます。後で改めて問われて、次の代表選に出ないということだと言い直してましたが、いかに言葉のあやだったかを示しますね。安倍さんにも同じような質問が何度も飛びます、過半取れなかった時の責任問題は?そんなに大事なことですかね、こんなつまらん言質取りが。あの時ああ言ったんだから辞めろよ。そう突き付けるのが嬉しいんでしょうが、バカな浅薄なこと。他人の不幸を待つ楽しみです。どなたの心にもある本能です。そうとは知りつつ、こういう報道の蔓延には呆れることです。連中はとにかく票を獲らねばならぬのです、土下座でも何でもする、そんな時の演説の中でこういうフレーズが出ても仕方ないことです。もっとも、負けても責任取らない輩が今まで居たわけですから、権力闘争こそが仕事の連中には大事な一コマではあるのでしょうが。ううむ。
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