柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

討論

2016-06-19 10:20:09 | Weblog
NHKの朝の政治討論番組、国政選挙前の恒例の党首討論です、勢揃いしてます。小沢さんは来ずに(こういう時には来ませんこの人)山本太郎、福島瑞穂来ずに男党首、北朝鮮から拉致被害者と一緒に飛行機降りてきた中山婆様党首、舛添sekoi(英字新聞にこのまま表記されてます)騒動で間接的被害を受けている新党改革荒井党首、橋下なきあとの松井さん。めいめいがパフォーマンスなのです、ありありです。が、岡田さんはそういう芝居気のない感じ、真っ向過ぎてイタイ。志位さんはとにかく反対の一本槍、山口さんはソフトに流暢に安倍さんをフォローする。安倍さんは二言目には安倍政権では安倍政権においてはと枕に振る、そしてこの人の理論立ては民主党政権時の数字や政策との比較です、あなたたちはこうだったけれど安倍政権ではこうなった、こればかり。もう一つ説得力がないのと、「俺様」感が食傷気味。安倍政権ではと言わずに我々はでいいんじゃないのかなぁと思うのですが、これが最高権力者の自意識なんでしょうね。そういう風に感心するわけです。数字の応酬、めいめいが自分に都合のいい数字しか挙げないものだから全然噛み合ってません。が、それでいいんですね連中は、そういう前提なのでしょう。予定調和。山本太郎は短い発言時間を大事にして一気にしゃべり倒す、議論には混じろうとせず安倍批判一直線。連中がふにゃふにゃ総論一般論概論理想論を振りまわす中で出色は荒井さん。この人だけがガツンと急所突いてました、残念ながら山本太郎と同じで発言時間が短いのでしたが。それでも一時緊迫しました、安倍さんらが今次参院選での野党共闘を批判して、政策も綱領も違う政党が無所属で立って勝った場合あとどうするんだ?政権奪還するとまで言っていたが共産党と民進党が連合政権作るというのか?と問うたところ、志位さんが参院選では政権は獲れないだろうとかわそうとして、衆院選で勝ったら連合するのか?とかたたみかけられて、そうだと言い、受けて安倍さんが、するんですね、聞きましたよと言質をとるような返答して(かつて民主党のどじょう首相が党首討論の際に解散をほのめかしたときの、言いましたね、本当ですね、解散するんですね!と繰り返したあの口調です)、即座に岡田さんがそれはないと否定して、周りからやんやに突っ込まれてましたが。所詮は野合、とにかくこの参院選、自公で過半数獲らせぬ為にの姑息です。そんなことは素人目にも明らかなことですが、こんなんじゃぁ安倍さんには勝てんなぁと思うことです。もう一つ思うこと、この場の司会って面白いだろうなと。他人の話の終わらぬうちに、お構いなしにしゃべり始め、続ける連中です。どう仕切るか。面白いじゃないですか。
コメント
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