memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

西アフリカの魚を掠奪する中国   (1)

2015-07-01 00:10:03 | 海事

中国の漁業会社は西アフリカ漁業で膨大な規模の略奪を行っているとグリーンピースが新たな報告を発表、またこうした会社は昨年発生したエボラウイルス蔓延による混沌とした行政を利用していると非難している(5月20日Financial Times)

 2年間に及ぶこの環境グループは中国国営のCNFC(中国水産)を含む4つの会社が持続的に西アフリカ沖合いでのIUU操業と総トン数の改竄を行っているという。.

もっとも最新の事例を見ると、グリーンピースの船MY Esperanza は昨年の10月11月だけでギニアの排他的経済水域で12隻の中国漁船が16回の違法操業をしたことを記録したこの時期はボラウイルスが蔓延し、水域の監視は不可能であった。

「一方中国はエボラの蔓延に友好的な手を差し伸べたが“ならず者の中国の会社は取締りが手薄なことや地元や中国当局の監理のすきをついて非合法的な漁獲を行った」とグリーンピース東アジアおよび中国担当海洋キャンペーンのRashid Kangはいう。

「政府がこうした悪行の会社に君臨しなければ、中国政府の言うところの互恵関係にある西アフリカの相手国を危険に晒すことになる」


早死に防止にはナッツを

2015-07-01 00:09:24 | 

 

拳に半分くらいのナッツを毎日食べれば早死の危機からまぬかれるとオランダの研究成果(6月12日VNB)

それ以前の研究から心臓血管の健康と関連があるとされていたが、今回はナッツと疾病との調査結果である。マーストリヒト大学の研究者らは10年間の研究で毎日ナッツやピーナツ10gを食べ続ければその危険が23%減少したという。ピーナツバターではダメ、塩分が多くトランス脂肪酸が多いため。

55歳から69歳までの成人男女 120,000の食事と生活習慣の1986年の情報と彼らの死亡率を10年後に調べた。癌、糖尿病、呼吸器および神経変性疾患による早期死亡リスクはナッツを食べている人のほうが低かった。すべて疾病についての死亡率低減率は23%で、神経変性疾患は45%、呼吸器疾患は39%、糖尿病では30%低くなっている。

この研究を主導した Piet van den Brandt教授は, 国際疫学ジャーナル誌のなかで「15gのナッツかピーナツを毎日食べる人は明らかに死亡率の低下が見られた」と。


欧州のクロマグロ漁、今年は早く終了

2015-07-01 00:08:50 | 水産・海洋

地中海と東部大西洋のクロマグロまき網漁期は今年は5月26日から6月24日まであるが、まき網漁船が漁獲枠の99%を漁獲し早く終了する見込みである(6月11日SFS)

一部の操業は小型のクロアチア船でアドリア海で行われているが、これも終漁がちかい。クロマグロ資源の活発な回復により2015年漁獲枠は9,372トン以上となり昨年比20%増加した。これは2006年以降始めての枠の増加である。

EU審議会によると、EU漁船によるクロマグロの乱獲や違法操業といった事態は発生していない。またNGO団体からも疑わしい活動の報告も無い。非コンプライアンス的活動につぃてはデータを集めた後に詳細に検定されるがこれは審議会が漁期終了後に準備する。その管理チームは欧州漁業管理局 (EFCA)は他の政府当局とともに現在、スペインとマルタのイケス蓄養に焦点を当てている。これはクロマグロの獲りすぎを防止するため。

こうした管理基準には多数の検査官、監視艇、航空機などを年間を通じて必要とする。監視活動はまき網漁時期とイケス投入時期に強化される。後者については蓄養にまわされる数量の監視が厳しく行われている。また審議会は常時監視を行っているがこれは衛星を利用した船舶監視システム (VMS)で行う。

クロマグロ漁に参加しているEU諸国としてはスペイン、フランス、イタリア、クロアチア、ギリシャ、マルタ、キプロシュがある。これらの8カ国はEU枠を配分するがスペインとフランスの数量が大きい。


何故、漁民は絶滅の恐れのあるクロマグロをポンド2.99ドルで売るのか?(3)

2015-07-01 00:08:19 | 水産・海洋

カルフォルニアとメキシコ沖合いのクロマグロの資源調査は現在のところ行われていない。それは太平洋クロマグロの産卵場所は西部太平洋の日本に近いところだからだ。その一部、全部ではないが米国西海岸やメキシコに餌を求めて回遊してくる。一部が回遊してくる場所では無く、その産卵場所での計測が正確な情報になると漁業帰省者らはいう。

米国の太平洋側に回遊してくるクロマグロの年齢は1~3歳である。そのことがHaworthの獲るクロマグロが何故小さいのかの説明になる。それは20ポンドかrあ30ポンドくらいの体重である。このマグロは技術的にはいまだ若年魚に入り、再生産することは無く、クロマグロの数の回復には繫がらない。せいj句したクロマグロは1,200ポンド(およそ600kg)にもなるが5歳魚になるまでは産卵することが無い。この点から彼らはふたたび太平洋の反対側へと回遊する。

スクリップす海洋研究所の沿岸の専門家Theresa Sinicrope TalleyはHaworth のような漁師は沢山お魚を漁獲し,地元需要に応じて値決めしている。「彼らは仕事に熱心で 彼らは認識している」と彼女はいう。「彼らは環境を破壊したくないだけではなく、その生活の基盤を認識している」と。「彼らの視点から、法を遵守している」

近年ではHaworthやその他の米国漁民は彼らの許容される漁獲を国際条約によって削減されている。クロマグロはかつては儲かる仕事であった。しかし削減により生計に影響を及ぼすようになったと彼はいう。このことの大きなスキームは彼らの僅かな漁獲 は世界的な資源にマイナスの影響は及ぼさない、という。

「メキシコここ2年間の漁獲枠は6000トンであった」と彼は記憶する。一方米国の漁業者へのそれはその10分の一似すぎないう。「この我々の600トンが持続エイが無いものといえるだろうか。これが世界全体に与える影響はあるだろうか。我々はたった600トンだけだ」とHaworthはいう。(以下省略)