中国の漁業会社は西アフリカ漁業で膨大な規模の略奪を行っているとグリーンピースが新たな報告を発表、またこうした会社は昨年発生したエボラウイルス蔓延による混沌とした行政を利用していると非難している(5月20日Financial Times)
2年間に及ぶこの環境グループは中国国営のCNFC(中国水産)を含む4つの会社が持続的に西アフリカ沖合いでのIUU操業と総トン数の改竄を行っているという。.
もっとも最新の事例を見ると、グリーンピースの船MY Esperanza は昨年の10月11月だけでギニアの排他的経済水域で12隻の中国漁船が16回の違法操業をしたことを記録したこの時期はボラウイルスが蔓延し、水域の監視は不可能であった。
「一方中国はエボラの蔓延に友好的な手を差し伸べたが“ならず者の中国の会社は取締りが手薄なことや地元や中国当局の監理のすきをついて非合法的な漁獲を行った」とグリーンピース東アジアおよび中国担当海洋キャンペーンのRashid Kangはいう。
「政府がこうした悪行の会社に君臨しなければ、中国政府の言うところの互恵関係にある西アフリカの相手国を危険に晒すことになる」