memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ガザに向かう抗議船を地中海で阻止   イスラエル海軍

2015-07-17 08:22:32 | 海事

JERUSALEM発:イスラエル海軍部隊は月曜日ガザの封鎖の抗議のための支援船の航行を阻止、船をイスラエルの港へと向けた。この作戦での負傷者はいないとイスラエルが発表した(6月29日AP)

スエーデン国籍の船Marianne of Gothenburg は地中海のイスラエルが統治する海に支援物資を届けようとしたが阻止された。乗っていたのは乗組員、ジャーナリスト、活動家などでイスラエル・アラブの法律家Basel Ghattasと元チニジア大統領のMoncef Marzoukiも乗船していた。活動家らはイスラエルによるパレスチナの封鎖を抗議したもの。

イスラエルはガザの空と海を完全に封鎖しており包囲しており、くわえて物資や人々の交通を封鎖している。イスラエルはガザが空港および海港を持つことを禁止、小さな漁港のみを許可。ガザ漁民は岸辺から数海里先までしか漁を許されていないよ。

是までにも封鎖解除を求めて抗議船が仕組まれたこともあった。2010年のトルコが企画した船はイスラエル部隊により海上で阻止され9人の活動家が死亡イスラエルと撮ることのかつて緊密な関係がギクシャクした。

エジプトも検問所を設置、しかし、殆ど一年中閉鎖されている。エジプト軍部はガザ人が物資や武器密輸に利用する密輸トンネルの殆どを破壊した。パレスチナ人らはガザに住む180万人はこれまでのイスラエルとの戦闘による難民であるとし、包囲されているという。

イスラエル側はパレスチナのイスラミスト武装派ハマスが原因という。このテロリスト集団は武器や物資の密輸のために攻撃トンネルを構築、イスラエルへの新党を狙っているという。イスラエル軍報道官は月曜日抗議船Marianneに対し引き返すよう命じたという。これに対し乗組員が拒否すると海軍部隊が船に乗り込み船内捜索を行ったという。これとは別の抗議船3隻はすでに引き返したという。

写真:抗議船Marianne of Gothenburg


メコン河のダムの功罪   (3)

2015-07-17 08:21:49 | 亜細亜海道

この理由は中国が上流数百kmのところに巨大なダムを6箇所建設したためだと環境保護主義者らはいう。さらに14箇所が中国により今後10年に建設が計画され、そのうちの11箇所がラオスとカンボジャの間のメコン地峡帯にである。

少なくとも140箇所の水力発電用のダムがメコン河下流域の本流と支流に計画されている。環境グループInternational Rivers の東南アジダムの建設ラッシュと気候変動がメコン河地峡に”壊滅的な転換点”をもたらすという。豪州が一部資金提供しているメコン河審議会はラオスとカンボジャに計画されているダムによりこの河の半分以上が停滞貯水池となり、その景観を永久に変えてしまうという。

ダムは魚の回遊を遮断、活力のある湿地帯を減少させ、メコン河の漁業に必要な生息地を変化させる。研究結果は100種類以上の魚種が消滅の危機にあり、それにはメコンジャイアントナマズやイラワジカワイルカも含まれるという。魚の漁獲は減少すると調査結果は述べている。WWFはシシ鼻のイラワジイルカの現象は警鐘であるという。、

しかしながらラオスとカンボジャはメコン河水力発電による現金獲得に必死で、メコン河審議会のダム建設の10年間禁止の呼びかけを覆している。ラオスのマルクス・レーニン主義体制は最も問題のある Xayaburiダムの建設を加速している。このダムは, 1285メガワットの発電が可能で中規模の年の電力を賄うことができる。この電力のほとんどはダムの建設者とタイの使用者側の契約により売り渡されることになっている。


迅速な対応に感謝   タンカー衝突事故で

2015-07-17 08:21:08 | 海事

TankschiffreedereiのClaus-Peter Offen技術マネジャー はタンカーMT STI PIMLICOとクルーズ客船Celestyal Crystal の衝突事故について発言(6月28日SNT)

乗客乗員の負傷は両船とも似なかったことを報告。衝突により左舷側のタンクから積荷のナフサが一部流出したという。 ナフサは精製されたものであり環境にこびりつくことは無いという。

MT STI PIMLICO iは現在ガリボリ半島沖に錨泊しているがこれは当局の指示によるものである。パイロット1人が乗船し3隻のタグボートが状況調査の支援に当たっている。汚染防止対策もすでにとられている。更なる流出防止のためにあえて船体を傾斜させている。

船主は取る子当局の迅速かつプロフェッショナルな対応に感謝を表すとともに引き続き協力を得たいと。STI PIMLICO は2014年建造の船舶である。