専門家らはもしダムが決壊した場合、下流のダムに壊滅的な破壊を与え、300億トンの水量は18kmの幅で56mの水位になるという。地理学者らもまたXayaburiダムは地震多発地帯に建設されていると。2011年にはこのダムから48kmのところでマグニチュード5.4の地震が発生した。
しかしながら、この地区はダム問題に対する賛否両論がある中で水力発電ダムを推し進めている。世界銀行の東南アジア担当役員Ulrich Zachauは, 計画はまっとうに行われており、電力が利用可能になるとともに、経済発展や貧困の削減。持続性のある発見に不可欠であるという。
「さらに水力発電は再生可能なエネルギーである、化石燃料とは違う、清潔で健全である」と彼はいう。Zachauはラオスの Nam Theun 2 水力発電計画は世界銀行とアジア銀行が2005年に承認したもので、この国の経済成長を牽引し、電力使用率を16%から90%に引き上げ、貧困を解消したという。
しかしながら米国国際開発局 (USAID) は昨年度はこの地区のダムの不確実性が増し、経済への影響は330億ドルの利益が2740億ドルの損失を生んだと報じている。
ポートランド州立大学教授のRobert Costanzaはこの研究の主著者であるが、ダムの建設者は損害の可能性をカバーするに足るボンドを用意すべきであり、国際社会や近隣諸国はラオスがこれ以上ダムを建設せぬようにする負担をなすべきであるという。
Ota Khami はカンボジャのStung Treng 省のSesan 河のそばのPhluk 村で育った。そこは河がメコン河と合流する25km上流でそこから16km下流には中国とカンボジャのコンソーシアムが7.81億ドルのLower Sesan2と呼ばれるダムを建設中で、それによりかれの土地は飲み込まれた。
International Rivers のAme Trandemはすでに科学的な事実としてダムがメコン河の漁業の9%を消し去り、堆積物を6%減らしていることは明らかであるという。こうした衝撃は食の安保や生計の糧の喪失に�壓がる、いずれやってくる壊滅的なものであるという。(以下省略)