memories on the sea 海の記録

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国境紛争の調停に合意    タンザニアとマラウイ

2012-11-29 12:40:03 | 海事
DAR ES SALAAM 発:タンザニアとマラウイは長期間続いていたマラウイ湖での国境紛争の国際調停に合意した。この湖は石油とガスが豊富であると目されている(11月17日Reuters)

マラウイはアフリカで第3位の広さの湖全体に及ぶ主権を主張、タンザニアはその50%を主張していた。この紛争は半世紀前に始まったためこの2国間の関係を脅かしていた。先月マラウイはマラウイ漁民が隣国により威圧されたとして話し合いから撤退したがタンザニアはそのようなことはなかったと否定。

「我々はアフリカの元大統領らによる地区の紛争解決管理のSADC南アフリカ開発協同体にゆだねることとした」とタンザニアの外務大臣Bernard Membeは15カ国からなるSADCをあげた。「我々は銃弾を使うことはしない。これは外交問題であり、外交的か解決が求められる」とMembeは相手国であるマラウイとの新しい会議について言及した。マラウイ外務大臣Ephraim Chiume は調停がうまくいかなかった場合は両国は本件を国際仲裁裁判所に提訴すると。「我々はこのことで戦いが起こるとは考えていない」と彼はいう。

マラウイ湖はタンザニアではLake Nyasa呼ばれている。タンザニア沖合いとモザンビークにおけるガスの発見は世界で3番めの規模のガス田として期待されている。マラウイ側はフスの湖で境界線が地図上で湖の中間を貫いていることの廃止を要求している。

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